ロードバイク保管時 タイヤの空気は抜くべきか?

特に週末ライダーの方や、オフシーズンでロードバイクを長い間乗らない期間が発生する場合、タイヤの空気圧はどのようにしておくのが正しいのでしょうか?

空気を抜く?
空気を入れっぱなしにする?

結論から言うと「空気を入れっぱなしにする」が正解です。

空気を抜くのは間違いです。

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たまに「空気を抜いて保管したほうがよい」という記事を見かけますが、それは間違いです。
特に、内部のチューブに空気を入れるクリンチャータイプのタイヤは、空気を抜いての保管はご法度です。

これはロードバイクに限らず、特にチューブに空気を入れるタイプの自転車(クロスバイク・マウンテンバイク・ママチャリ含む)全ての自転車に共通して言えることです。

ではなぜ、ロードバイクを保管する際は、タイヤの空気を抜かない方がいいのでしょうか。
それには2つ理由があります。

理由1:チューブのゴムが一気に膨張しようとする

クリンチャータイプのタイヤに言えることですが、タイヤの空気を抜くということは、内部のチューブがしぼんだ状態になるということです。 チューブがしぼんだ状態で長時間放置しておくと、ゴムの繊維が委縮した状態で保管されることになります。
その状態でいざライドする際に空気を一気に入れるとどうなるでしょう。

委縮した状態から一気に膨張しようとします。

このタイミングでゴムにひび割れや亀裂が生じやすくなってしまいます。
ヒザにできた傷のかさぶたを想像してみてください。治りかけのかさぶたに対して膨張させる力、つまり横に引っ張ったり膝を曲げたりするとかさぶたがパックリ割れたりした経験はないでしょうか?
(例えが痛々しくてすみません・・・)

要はこのかさぶたパックリ現象と似たような状態が発生します。
空気を入れる際に無理な力が加わらないよう、チューブ内の空気は入れたままにしておきましょう。

理由2:タイヤとリムがチューブを噛んでしまう

空気を抜いた状態だと、内部のチューブも表面のタイヤも「ヘニャ」となり、つぶれた状態となっています。クリンチャータイヤは空気を入れることで、リムとタイヤを密着させ、チューブを内部にとどまらせ固定させる仕組みです。

この空気が抜けている状態だと、うまくタイヤ内にチューブが固定できず、タイヤとリムの間にチューブが挟まる現象が発生します。
さらにこの空気が抜けた状態かつタイヤが地面に接した状態保管していると、リムとタイヤに挟まれ、チューブが傷つきやすくなります。つまりリム打ちパンクが発生しやすくなります。

通常、リム打ちパンクとは、空気圧の低い状態のタイヤで走行し、段差等に引っかかることによりタイヤとリムの間にチューブが挟まってチューブが摩耗しパンクする現象のことを指します。

それが保管時の段階で起こってしまっては元も子もないですよね・・・。

まとめ

主に上記2つの理由から、ロードバイクの長期保管時のタイヤの空気は抜くべきではありません。
タイヤの適正空気圧を入れた状態で保管しましょう。
(長期保管する場合は通常より少し高圧で空気をいれておいても良いです)

もちろん、長期保管から抜け、久々にロードバイクを走らせる時は走行前の空気圧チェックと空気入れを忘れずに行いましょう。

 

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