当サイトではヒルクライム向けおすすめタイヤとして、こちらの記事で「コンチネンタルスーパーソニック」と「パナレーサーRACE L Evo2」をおすすめしてきましたが、2015年に入ってもう一つ注目のタイヤがあります。
それが「ブリヂストン EXTENZA(エクステンザ) R1S」です。
旧バージョンのモデルRR1SLからのフルモデルチェンジです。
何と!従来型より19%(35g)も軽くなっています!!
とことんレース仕様に生まれ変わったブリヂストン EXTENZA (エクステンザ) R1Sの特徴をまとめてみました。
ブリヂストンR1Sおすすめポイント
とにかく軽量!!23cで145g!!
かなり凄いです。タイヤ自体の重さはクリンチャータイヤとしては最高レベルに軽い145g。そして、何がすごいって、エクステンザR1Sはタイヤ幅23Cでこの軽さなのです。
以前紹介したコンチネンタルスーパーソニックは23Cで150gでした。それを超える軽さです。最近の各メーカーのクリンチャー決戦タイヤへの力の入れっぷりが分かります。
転がり抵抗を減らしたタイヤ構造
タイヤ断面形状は「ダブルクラウンアール」と呼ばれる山状の尖った断面になっています。これは前回の仕様から変更ありません。
これは高圧を入れて転がり抵抗を極限まで少なくするためです。
トレッドの中央部分の山型部分に走りが左右されるため、長距離を走り、タイヤを大きく摩耗するロングライドには向きません。ただ、ここぞという決戦、ヒルクライム等にはもってこいのレース仕様です。
それでもグリップ力は保たれる
これだけ軽いエクステンザR1Sだと、グリップ力が大きく損なわれ、コーナーを攻めるには弱いのではないかという疑問があがりそうですが、そんなことは無いようです。
ポイントは23Cであること。これまで軽量タイヤといえば「20C」だったのですが、このタイヤは幅23Cをそのまま軽量化しているので、20Cのタイヤよりもハイグリップが狙えます。
また、コンパウンドに以前のハイグリップモデルRR1HGと同じものを使用することで、グリップ力を向上させています。これは今回のモデルチェンジにおけるオールラウンドモデル「R1X」と同じコンパウンドです。
ブリヂストンR1Sまとめ
つまり、エクステンザR1Sはハイグリップでありながら超軽量かつ転がり抵抗を極限まで減らした決戦ヒルクライム用23Cクリンチャータイヤ!!!!(長い・・・)
ということになります。ベタ褒めですが。
もはや決戦タイヤの時代はチューブラーからクリンチャーへと移りつつある気がしてなりません。年々ヒルクライムレースでは超軽量クリンチャータイヤを見かけることになるでしょう。
その足掛けとしてエクステンザR1Sおすすめできそうなタイヤです。
格安での購入は・・・
ブリヂストンは国内メーカーのため、海外通販のWiggleで購入するよりも、
国内Amazonで購入したほうがお得で早いです。
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