ロングライドにおすすめタイヤ2018年度版。ここではこれまで私が2016年~2017年にかけて使用したタイヤの中でロングライドに向いていると思うタイヤを紹介します。
やはりロングライドと言われる距離は100Km~200Km以上。場合によっては300Kmにもなります。一日で長距離を走ったり、数日に分けて長距離を走る場合もあります。
またレースやヒルクライムと違い、雄大な景色を眺めながらロードバイクに乗ることができるのがロングライドの楽しみでもあります。
初心者からディープなライダーまで幅広く楽しめる走行スタイルです。
ロングライド向けタイヤのポイント
そんなロングライダーに必要なタイヤの性能ポイントはずばりこれです。
- 耐パンク性
- 振動吸収性
- タイヤサイズ25C
耐パンク性
ロングライドは場所によっては人気のない道を数十キロ走り続けることもあります。
そして道もずっと平坦なアスファルトとは限りません。
そんな時、一番怖いのがタイヤのパンク。
パンク修理道具を準備するのはもちろんですが、パンクしないことに越したことはありません。
せっかくのロングライドでパンクに見舞われてライドの楽しみを半減させたくないですし、場合によってはロードサービスのお世話になることも・・・。
やはりある程度の耐久性は重視されるべきです。
振動吸収性
100Kmや200Kmの距離を走るとなると、身体(特にお尻)への負担がハンパないです。
路面の力を伝える原動力であるタイヤには振動吸収性と乗り心地が考慮されるべきです。
より負担を少なくした乗り心地のタイヤで快適なロングライドをこなしましょう。
タイヤサイズ25C
振動吸収性や乗り心地に直結するのがタイヤサイズ。2014年以前は23Cのタイヤサイズが主流だったのですが、近年はやや太めの25Cが主流になりつつあります。
転がり抵抗の低さという観点からも25Cの方が優れている・・・との結論もありますが、振動吸収性や乗り心地においても25Cの方が23Cよりも優れていると感じます。
ヒルクライムなどであればまだまだ23Cなどの細いタイヤが主流ですが、殊ロングライドにおいては25Cを選択しておいて間違いないと思います。
ロングライドおすすめタイヤ
耐パンク性・振動吸収性・タイヤサイズを考慮したロングライドにおすすめなタイヤ2018年Verはこちらです。
ミシュランPOWER エンデュランス(タイヤサイズ25C)
ミシュランより2016年3月に新発売されたミシュランPOWER(パワー)シリーズ。その中でも抜群の耐パンク性能と転がり抵抗の低さを誇るタイヤが「ミシュラン POWER エンデュランス」です。
2つめに紹介している旧モデルであるミシュランPro4エンデュランスより耐パンク性能が20%も向上。しています。もともとミシュランの弱点であった耐パンク性を完全に克服したモデルと言ってもよいでしょう。価格は少し高めですが、予算に上限がないのであればロングライドではPro4エンデュランスよりもPOWERエンデュランスをおすすめします。
TPI:3×110
重量:230g
カラー:ブラック・レッド・ブルー
購入できるサイト
海外通販では圧倒的にWiggleが格安で購入可能です。
次点として安いのはCRCでしょう。この2ショップの価格は変動的なので、随時価格比較される事をおすすめします。
国内であればAmazonでちゃんと売ってます。
コンチネンタル Grand Prix 4000S2(タイヤサイズ25C)
耐パンク性能の王様コンチネンタルGrand Prix 4000S2です。パンク耐性の高さはいう事無し。通常の走りでは5000Kmは劣化なく持つタイヤです。もちろん走行性能もコンチネンタルのなかでもう最高品位です。パンクからの安心感を得たい意味では最強と言えるでしょう。
ただし、ちょっと固いです。乗り心地という面ではやや劣るかもしれません。ロングライド向けにコンチネンタル Grand Prix 4000S2を使用する場合は、安定感と振動吸収性を高めるためタイヤのサイズを太めの700×25Cにすることを強くおススメします。
TPI:330
重量:225g
カラー:ブラック・レッド・イエロー・オレンジ・ブルー・グリーン・グレー・ブラウン
適正空気圧:7.0-8.0 bar
最安値で購入できるサイト
コンチネンタルGrand Prix 4000 S2は海外メーカであるため、海外通販ネットショップで購入する方がお得な場合があります。
現時点で最安値購入可能なショップ・・・
Wiggle(ウィグル)で3,000円~4,000円台で購入可能です。
CRCでは4,000円台で購入可能。ペアセットもあります。
その他のサイトを比較してみた所・・・
サイクリングエクスプレスは3,000円台だったのでWiggleの方がかなり安かったです。
楽天は4,400~5,200円代でした。セール中によっては4,400円台だったりするので、場合によっては楽天でもいいかもしれません。
Amazonは時期によってはもっと安いかもしれません。
ヴィットリアコルサ
ロングライドに最もおすすめしたいのは、レースでもよく使われるヴィットリアのフラッグシップタイヤ。ヴィットリアコルサ(クリンチャー)です。
レース向けとはいえ、コットンケーシングによる乗り心地と、グラフェンによるグリップ、振動吸収性、そして対パンク性能は特記すべきものかと思います。
私も長い間使用していましたが、乗り心地という面においては歴代タイヤ1、2を争う性能でした。レースでもロングライドでも使用できる万能タイヤです。
インプレ記事追加
新ヴィットリアコルサで300km走った後のインプレ記事を追加しました。
TPI:320TPI
重量:240g(25C)
カラー:ブラック、ブラウン
適正空気圧:7~8bar(100~115 PSI)
できるだけ安く購入できるサイト
公式サイトの正規価格だとクリンチャー1本10,600円!(チューブラーは1本16,500円)値上がりハンパないですね・・・。
海外通販サイトではCRCでの購入が最も安いかもしれません。
同じくWiggleにもヴィットリアコルサは取扱いがあります。値段は変動するので、詳細はコチラからご確認下さい。
ロングライドの必須アイテム
そんなロングライドでのトラブルで最も怖いものの一つがパンクですね。パンク修理に必須なアイテム、携帯用エアーポンプの記事と交換用チューブの記事まとめましたので参考にしてみて下さい。
ロングライド必須装備まとめ記事も併せて参考にしてください。
ロングライドのエネルギーマネジメント
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