以前紹介したミノウラのローラー台専用タイヤに続き、騒音対策としておすすめなタイヤがもう一つあります。
それがコンチネンタルのホームトレーナー2です。
ミノウラのDUALIST(デュアリスト)は、「ローラー台用」ですが、「ローラー台専用」ではないため、週末ライド程度のホビーサイクリングであれば使用できるような兼用タイヤでもありました。 しかし、このコンチネンタルホームトレーナー2は完全にローラー台専用のタイヤであり、外での使用は推奨されない。それだけローラー台騒音対策に特化したタイヤなのです
ちなみに名前の通り、コンチネンタルホームトレーナ2はホームトレーナー2代目のタイヤです。
ローラー台専用タイヤの特徴
では具体的に何がローラー台専用タイヤといして機能しているのか。 基本的にタイヤとローラー台で発生する騒音には、「タイヤの厚み」と「グリップ力」が関係しています。
「タイヤの厚み」
正確にはトレッドやコンパウンドの素材ということになります。 特にタイヤドライブ式のローラー台はタイヤの摩耗が激しいため、ローラー台専用のタイヤでは基本的に肉厚で削れにくいゴムが採用されます。 肉厚ゴムの方が耐久性と騒音吸収性に優れているのです。
「グリップ力」
タイヤのグリップ力もローラー台の騒音対策で重要な要素です。
ローラー台との摩擦が大きければ大きい程騒音は大きくなるのです。
ローラー台用のタイヤは特にコーナーでのグリップや、タイヤの軽さは重要視されていません。そのため通常のタイヤと異なり、「グリップ力が低い」タイヤがローラー台専用タイヤとしては優れているタイヤと言えるでしょう。
コンチネンタルホームトレーナー2の使用感
このコンチネンタルホームトレーナーは、特にグリップ力を極端に低くすることにより騒音を軽減しています。 外では到底使用できないレベルのグリップ力の低さです。
ミシュランPro4などの通常タイヤでローラー台を使用した時と比べると、明らかにタイヤとローラー台の摩擦音は劇的に軽減されています。特に「キュルキュル音」はかなり減少しました。
画像を見て頂ければわかると思いますが、かなり極端にツルツルになっているスリックタイヤです。ローラー台を捉えられる最低限のグリップ力を保った設計となっているため、ローラー台との摩擦という点においてはミノウラのデュアリストよりも優れたローラー台専用タイヤと言えるかもしれません。
ローラー台は、自分との戦いであると同時に騒音との戦いでもあります。(笑
特にマンションにお住まいの方は大きな悩みの種でしょう。
ローラー台にマットを敷いたり、振動吸収剤を敷いたりして防音対策することも可能ですが、ローラー台とタイヤの摩擦による騒音はなかなか防ぎにくいものです。
少なくとも、通常使用のタイヤをローラー台でも使用している方がいらっしゃったら是非ローラー台専用タイヤ コンチネンタルホームトレーナーを使用してみてはいかがでしょうか。
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ローラー台専用タイヤ使用時のホイールは?
(ローラー台用は比較的安価なホイールで十分だと考えます)ローラー台用ホイールとスプロケットについてはコチラの記事に記載しているので、併せてご確認下さい。
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