とうとう・・・・
とうとうきてしまった・・・
全てのサイクリストが待ちに待ったコンチネンタルグランプリ4000SⅡ(Grand Prix 4000SⅡ)の後継モデル。
コンチネンタル グランプリ 5000 発売!!!
(Grand Prix 5000)
やっほーーーーい
もう知ってた人はとっくに知ってただろうけど・・・。
GP4000SⅡは恐らくサイクリストに最も消費されているであろうレースからトレーニング、ロングライドまでこなす定番おすすめタイヤの一つ。
時代が大きく動き出そうとしています。
その後継モデルとなれば注目せざるを得ませんね。
プロモーション映像はコチラ
ラインナップは2種類(クリンチャー・チューブレス)
待望のコンチネンタルグランプリ4000SⅡの後継モデル『Grand Prix 5000』のラインナップはクリンチャーとチューブレスの2種類となっています。
コンチネンタルではラインナップの少なかったチューブレスですが、ここにきて技術も熟成し、チューブレスを本格展開してきましたね。
おい!さっきグランプリ4000RS買っちまったぞ
・・・私はこのGP5000が出る直前にGP4000SⅡの改良版であるGP4000RSを購入して届いてしまった。
ナンテコッタ/(^o^)\
でもプラスに考えると丁度よいタイミングでした。比較インプレにはもってこいです。
コンチネンタル グランプリ 5000のスペック比較
早速ですが、簡単にメーカー発表のスペック比較です。比較対象は従来のGrand Prix 4000SⅡ。
赤字の箇所は特に注目すべきポイントや新機能です。
GP4000SⅡ | GP5000 | GP5000TL | |
タイプ | クリンチャー | クリンチャー | チューブレス |
メーカー 公表重量 | 23c:205g 25c:225g 28c:260g | 23c:200g (-5g) 25c:215g (-10g) 28c:235g (-25g) 32c:290g | 25c:300g 28c:345g 32c:370g |
TPI | 330TPI(3層) | 330TPI (3層) | 180TPI(3層) |
コンパウンド | Black Chili | NEWBlack Chili GP4000SⅡより 転がり抵抗-12% | NEWBlack Chili 5000クリンチャーより 転がり-5% (シーラント注入前) |
パンクベルト | Vectran Breaker | NEWVectran Breaker 4000SⅡよりも 耐パンク+20% | NEWVectran Breaker 5000クリンチャーよりも 耐パンク+5% |
トレッド パターン | 溝 | 溝+Lazer Grip | 溝+Lazer Grip |
振動吸収層 | 特に無し | Active Comfort | Active Comfort |
価格(税抜) (2018/11/16時点) | Wiggleでペア 8425円 (1本あたり4200円) | Wiggleで1本8950円 | Wiggleで1本9840円 |
それぞれちょっと詳しく見てみましょう。
コンチネンタル グランプリ 5000の重量
クリンチャーモデルにおける軽量化具合は以前発表されたGP4000SⅡの改良モデルで、トレッドを薄くすることにより軽量化と転がり抵抗削減を図った『GP4000RS』には及びませんが、適切なトレッド厚さと転がり、グリップを調整した結果の重量なのでしょう。
ちなみにGP4000RSは転がり抵抗15%削減の模様
チューブレスは比較が難しいですが、クリンチャーGP4000SⅡと比較すると+85g程度になっています。しかし、チューブの重さを考えればそんなに「重い!」という訳ではないでしょう。
新しいブラックチリコンパウンド
コンチネンタルグランプリのコンパウンドと言えば、ブラックチリコンパウンドです。一般的なカーボンコンパウンドの10分の1という細かい粒子で、グリップ力向上と転がり性能の向上を狙ったコンパウンドです。
このブラックチリコンパウンドはずっーーとコンチネンタルグランプリ4000SⅡに使用されており、今回のグランプリ5000にも名称を変えず使用されていますが、実は中身は少し改良されているそうです。
その結果、グリップ力を損なわずに転がり抵抗12%削減!!!
とのことです。
削減率はグランプリRSの15%削減には及ばないものの、グランプリRSの場合はパンク耐性を犠牲にしていました。しかし今回はパンク耐性も向上させた上での12%削減なので、総合的な性能はかなり向上したという認識でよいのかもしれません。
耐パンクベルトは新しい Vectran Breaker
こちらもブラックチリコンパウンド同様、名称の変更はありませんが、耐性が向上。
特に向上したのは釘や突起物に対する突き刺し耐性。
どうやらGP4000SⅡと比較して20%も向上したそう。
「パンクしないタイヤ」神話に更に拍車がかかりそう・・・。
絶対パンクしないマン。
新しいトレッドパターン
ショルダートレッドパターンも変更。
従来の溝だけだったトレッドパターンから、Lazer Gripと呼ばれるものに変更。
このレーザー処理は、タイヤの表面に細かな凹凸を発生させ、粗くするレーザーで表面を加工しており、コーナーでより高いグリップを発生させることができる加工技術です。
より快適にActive Comfort
今回から3層目のケーシングに「Active Comfort」と呼ばれる技術が採用され、振動吸収性が高められています。路面からの衝撃や、細かな振動を吸収して快適性をUPします。
コンチネンタルグランプリ4000SⅡは総じて「硬い」という表現が圧倒的に多く、それが特徴でもあったのですが、ここにきてこの振動吸収性能の追加。
ヴィットリアコルサやP ZERO ヴェロ等が好みだった私個人的には嬉しい改修ですが、これは人によって乗り心地の好みが分かれそうなところですね。
要実体験。
急げ!WiggleでもうGP5000売ってるぞ!!!
この新しいコンチネンタル グランプリ5000、2018年11月現在、まだAmazon等には出回っていませんが、既に海外通販のWiggleで先行予約が可能となっています。
(2018年12月上旬の配送)
いよいよ新しい時代の幕開けですね。
これで所謂「おすすめタイヤ」の順位が大きく変わる事になりそうです。
私もポチりました。
届き次第レビュー記事を書いていこうと思います。
その前にまずは変なタイミングで買ってしまったコイツだ
2018/12/4追記:Amazonでも販売開始
ようやくAmazonでも販売が開始されました↓
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