違いは主に以下3点。
- コンパウンドが変わった
- パッケージが大幅変更
- ケーシング表記が変わった
コンパウンドが変わった
パッケージが大幅に変わった
ノーマルのPro4からPro4 V2になって大きくパッケージが変更されています。以前はボックス型のパッケージだったのですが、今回は長方形です。
そしてミシュランのマスコットキャラ「ビバンダム君」を全面に出し、全体的にポップな印象に。
ちょっとチャラくなりました。(笑)
個人的にはノーマルPro4のシックなボックス型パッケージが好きだったんですけどね。。。
TPIの表記が変わった
ミシュランPro4 V2になって、TPIの表記が変わりました。
例えばPro4 サービスクルスV2は「3×110 TPI」という表記になりました。これはどういう意味でしょう?
答えは110 TPIのケーシングが3層ある、という意味です。実はノーマルのPro4は110という表記のみでした。しかしノーマル版も実は3層になっており、構造上はノーマルPro4もPro4 V2もケーシングのTPIに変更はありません。
ノーマルPro4版は実は1層分のTPI(=110)しか表記していませんでした。しかし、他のメーカーは全てのケーシング層を合算した数値で表記しています。(例えばヴィットリア オープンコルサCXⅢは320TPI)
1層分の表記だと他メーカーと比べて劣っている印象を与えてしまうため、このような「3×110」というTPIの表記にしたのだと思われます。
ノーマルPro4から3倍のTPIになったというわけではないので要注意です。
TPIはノーマルPro4もPro4 V2も違いはありません。
※ケーシングとTPIとは何ぞ?という方はコチラの詳細記事を参照。
ミシュランPro4 V2のラインナップは?
ご存じの通りミシュランPro4は複数のシリーズがあります。このシリーズラインナップはV2もノーマルのPro4と変更ありません。
ただし、エンデュランスのみタイヤサイズに28Cが追加となっています。
- ミシュラン Pro4 Service Course V2 (サービスクルスV2)
- ミシュラン Pro4 Endurance V2 (エンデュランス V2)
- ミシュラン Pro4 Grip V2 (グリップ V2)
- ミシュラン Pro4 Comp V2 (コンプ V2)
- ミシュラン Pro4 Comp Limited (コンプリミテッド V2)
それぞれのラインナップでPro4 V2の仕様を見てみましょう。
ミシュラン Pro4 Service Course V2 (サービスクルスV2)
- ケーシング: 3×110 TPI
- 重さ(23C): 200g
- 重さ(25C) : 215g
- カラー: ブラック・ホワイト・ライトブルー・ブルー・グリーン・レッド・シルバー
Wiggleでの詳細はコチラを参照
ミシュラン Pro4 Endurance V2 (エンデュランス V2)
- ケーシング: 3×110 TPI
- 重さ(23C): 225g
- 重さ(25C): 245g
- 重さ(28C) : 285g
- カラー: ブラック・イエロー・ブルー・レッド・グレー
Wiggleでの詳細はコチラを参照
ミシュラン Pro4 Grip V2 (グリップ V2)
- ケーシング3×110 TPI
- 重さ(23C): 220g
- 重さ(25C):※25Cラインナップなし
- カラー: ブラック
Wiggleでの詳細はコチラを参照
ミシュラン Pro4 Comp Service Course V2 (コンプ V2)
- ケーシング3×150 TPI
- 重さ(23C): 180g
- 重さ(25C):※25Cラインナップなし
- カラー: ブラック・ブルー・レッド
Wiggleでの詳細はコチラを参照
ミシュラン Pro4 Comp Limited (コンプリミテッド V2)
- ケーシング3×150 TPI
- 重さ(23C): 165g
- 重さ(25C):※25Cラインナップなし
- カラー: ブラック
Wiggleでの詳細はコチラを参照
まとめ:ミシュラン的にマイナーチェンジ
ノーマルPro4とPro4 V2の違いをザックリと述べるのであれば下記につきます。
- 摩耗耐性が上がり、ひび割れにくくなった
仕様としては今回のPro4 V2へのバージョンアップにより、全体的にタイヤの耐久性が向上したことは間違いなく、ミシュランPro4の弱点を少しでも解消できる流れになったかと思います。
しかし、摩耗耐性とひび割れ耐性についてはやはり数千Km走って、数か月使ってみないことには実際の所どうなのか明言できないところではあります。
ただ、今後ネットショップや店頭での販売はPro4 V2が主流になっていくので、これから購入される方はV2を購入する流れになるでしょう。
もちろんですが、バージョンアップによって特に性能が落ちたということはないと思いますので、これを機にPro4 V2への乗り換えを検討してもよいかもしれません。
格安購入先は
ミシュランPro4 V2においても、海外通販ネットショップで購入する方が圧倒的にお得です。
現時点で最安値購入可能なショップは・・・
Wiggle(ウィグル)で5,800円程で購入可能です。
(こちらもセール時期や為替により大幅に価格変動します)
他のサイトはどうでしょう・・・
楽天は最安値6,500円程ですので、Wiggleで購入した方がかなりお得ですね。
Amazonは2本セットで10,000円前後でした。Wiggleに比べて時期によってはAmazonのほうがお手軽価格かもしれません。
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