シュワルベ ワンのインプレ・レビュー【その1:ファーストインプレ編】

2015年9月は海外通販サイトで有名なサイクリングエクスプレスが各種パーツの大幅セールを行っているということで、より細かいインプレを行ってみたかったタイヤ「シュワルベ・ワン (タイヤサイズ23C)」をサイクリングエクスプレスよりゲットしました!

シュワルベ・ワンは当サイトでのおすすめタイヤランキング5位にランクインさせているのですが、その性能を実走結果と共により詳しく見ていきましょう。

シュワルベ・ワンのインプレについては最低でも2回に分けて書いていきたいと思います。今回の第一回目は【その1:ファーストインプレ編】です。
タイヤ装着から50kmくらい走ったところまでのインプレ。2回目はまた500~1000kmに到達した結果を後日書きます。

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シュワルベ・ワン基本性能のおさらい

おすすめタイヤランキング5位にも書いていますが、まずはシュワルベ・ワンの基本性能をおさらいしてみましょう。

仕様サイズ:700×23 C
重量:約205g
サイズ:700×25 C
重量:約225g
TPI127TPI
適正空気圧7~9 bar
(100~130 PSI)
価格(1本あたり)¥6,500円(税込)くらい

と、こんな感じ。
仕様上はシュワルベアルトレモより転がり抵抗が少なく、シュワルベ史上最高の出来栄えとなっているようです。

とりあえず重さを計測

メーカー仕様ではシュワルベ・ワン23Cの重量は205gです。
前後用2本実測してみたところ・・・

202gと206gでした!
おお、誤差の範囲としましょう!
重量の精度は同じ商品でも1品1品違うので、今回は運がよかったほうでしょうか。上々でした。

めっちゃ交換しやすいシュワルベ・ワン

これまでお世話になっていたミシュランPro4サービスクルスに別れを告げます。。。もう結構ヒビ入ってたからね。。。今まで数千キロ本当にお疲れ様でしたm(_ _)mありがとう。。。

さて、さっそくタイヤの交換です。ミシュランPro4はタイヤをハメるのに苦労しましたが、シュワルベ・ワンはいかがでしょう?

・・・めっちゃハメやすいです。
タイヤが柔らかい。親指だけで苦労することなくリムにハメていくことができます。この交換性能は高いです。タイヤ交換は難なくクリア。

シュワルベ・ワンのTPIは公式では127TPIとされています。おそらくこれは1層分のTPIかと思います。通常タイヤのケーシングは3層構造になっているので、127TPI×3が実際の数値に近しいTPIになるかと思います。(予想です)
ミシュランやヴィットリアを超えるTPIとなりましたが、それに見合ったタイヤのしなやかさを備えていると思います。とにかく柔軟。

(TPIって何ぞ?という方はコチラのページを参照)

取り付けたてのシュワルベ・ワン。ちょっと白い粉(コンパウンドのカス?)が表面に激しく付着していますが、まぁ、走行中に取れるでしょう。たぶん。

カラーはブラックなので、地味です。
ロゴは硬派ですね。ザ・ドイツという感じです。
私のロードバイクは車体もブラックで、ホイールも派手なディープではないのでさらに地味です。(笑)

カラーラインも出てるので、ご自身のロードに合わせてカラータイヤを買った方がルックスは幾分アップするかもしれません。。。

実走:30km / hまでの加速はとてもよい

早速実走です。
なお、交換したのはタイヤのみで、チューブやホイールその他コンポーネンツ等は変更していません。タイヤ以外の条件は交換前と同じです。
比較対象としては、交換前に使用していたミシュランPro4サービスクルスが主な対象となります。

シュワルベ・ワンの適正空気圧は100~130PSIと比較的広いのですが、今回は最初空気圧を115PSIに設定しています。

走りはじめ

まず走り初めて最初に感じたこと。

初速が凄く出る。初速がめっちゃ軽い。加速力は明らかにミシュランPro4よりシュワルベ・ワンに軍配が上がります。
時速30kmまでの加速はかなりスムーズです。
シュワルベ史上最高の転がり抵抗の低さを謳っているだけあり、よく転がると思います。

スピードの伸びはイマイチか・・・

初速こそは凄かったものの、時速34kmを越えたあたりでスピードの伸びに壁を感じます。
走っている感覚的にも、なぜか延びない。(特に向い風ではない)

空気圧が低すぎたのだろうか??

と思い、途中、自転車屋に立ち寄り、少し空気圧を上げることに。前後輪とも125PSIにセット。しかし、うーむ、変わらず。

明らかに30~34km /hを越えた辺りのスピードの伸びはミシュランPro4やコンチネンタルのほうが力のロスなく伸びる印象を受けます。
もしかすると、交換したばかりで、タイヤがまだ馴染んでいないことに起因しているかもしれません。
こちらについてはまた数百キロ走ってみてから再度検証してみたいと思います。

シュワルベ・ワンのグリップ力

グリップ力はあります。コーナーも踏ん張りが効きます。
125PSIという比較的高圧の空気圧にしましたが、十分にグリップは効いてくれます。が、中の上といったところ。
グリップ力に関してはミシュランPro4に軍配が上がるようです。しかしそれでも十分なグリップ力だと思います。[ad]

パンク耐性

こちらはまた1000Km超えたあたりでレビューしてみようかと思います。
巷ではミシュランPro4より高く、コンチネンタルグランプリ4000SⅡよりちょっと劣るといった評価が目立ちますが、実態やいかに・・!?

コストパフォーマンス

・・・値段は高いです。他の各メーカー最高峰のクリンチャータイヤと比べても高価です。
一般的な国内店舗販売で1本7000円くらい。国内通販で1本6500円くらい。これから距離を走ることでスピードの伸びが解消されれば購入価値はあると思います。ただし、サイクリングエクスプレスが諸々のパーツで世界最安値に挑戦中とのことです。
もしシュワルベ・ワンが他サイトよりも高い場合は、サイクリングエクスプレス特有のプライスマッチサービスを利用して世界最安値にできるかもしれません。
是非チェックしてみて下さい。

続きはその2で

シュワルベ・ワン交換したてのファーストインプレはこんな感じでした。
最初の50km走ったところでは、ややミシュランPro4サービスクルスに軍配が上がりそうです。

  • 転がり抵抗の低さ:ミシュランPro4 < シュワルベ・ワン
  • グリップ力:ミシュランPro4 > シュワルベ・ワン
  • 30km/h以降の伸び:ミシュランPro4 > シュワルベ・ワン

今後、100km・・・300km・・・1000kmと走っていくことで走り心地やタイヤの転がりも大きく変わってくるでしょう。むしろ本番は500km超えた辺りからでしょう。

次は500km~1000km走ったところでもう一度シュワルベ・ワンの細かいアフターインプレを行いますので、ご期待下さい

シュワルベ ワンで800km走った結果アフターインプレ

 

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