今回特集するのはロングライドで最もおすすめの厚手バーテープベスト3です!バーテープって色々種類があって、結局どれがいいのか分かんないですよね。ロードバイク乗りの中でもツーリングやロングライド、ブルべ、週末ライダー向けに、ずっと握ってても疲れないおすすめバーテープを勝手に決めようと思います。
疲れないバーテープの厚さと素材?
バーテープは大おおまかに4つの評価視点が存在します。
- 厚手
- 薄手
- しっとり系
- さらさら系
バーテープの厚さ
厚手か薄手は何となく分かりますね。バーテープの厚さです。基本的に薄手はハンドルの感触がダイレクトに伝わるので、レース向けだったりします。
一般的にバーテープの厚さは0.6mm~4mmくらいまで幅があります。今回定義する厚手とは厚さ3mm以上のバーテープを指します。
バーテープの素材の種類
ではしっとり系とさらさら系の違いは?別の言い方をすると滑りやすいか滑りにくいかです。個人的にはしっとり系(滑りにくい)ほうがしっかりと握れ、グリップ力があるので私の好みです。力を込めても滑ることはないので、レースでもロングライドでも関係なく私はしっとり系を使っています。これは好みによるでしょう。
もう少し詳しく素材の事を書くと、バーテープの素材は代表的なもので以下のような素材があります。個人的な感覚としては上に行くほどサラサラ系で、下に行くほどハイグリップな素材です。
EVA素材
→最も一般的なバーテープ。完成車や廉価帯で定番。スポンジっぽい感覚が特徴的。軽くて衝撃吸収性も高い。
EVA+コルク
→EVAにコルクの粒を混合することでグリップ力を上げた素材。OGK KabutoのBT-01にも仕様されている。
レザー
本革バーテープ。サラサラ系。高価だが扱いが難しい。消耗激しい。正直イラネ。
マイクロテックス
→合皮の一種。フィジークのバーテープClassicタイプに採用。フィジークのサドル表面にも採用されている。さらさら系。
ポリウレタン
→比較的しっとり系。ポリウレタンならではのプニプニ感が特徴的。
ポリエチレン
→合成樹脂の一種。強度が高く、グリップにも優れている。
EVA+ポリウレタン
→EVAの柔らかさとポリウレタンのしっとりの合わせ技。OGK Kabuto BT-04で採用。
ジェル
バーテープの中にジェルが入ってるタイプ。衝撃吸収性がかなり高い。
デュアルソフトポリマー(DSP)
リザードスキンのバーテープ特有。めちゃくちゃグリップ力が高い。滑らない。
結論
さて、ではこれら
・厚手
・薄手
・しっとり系
・さらさら系
の4要素うちロングライドやブルべ、ツーリングで疲れにくいバーテープとは?
ズバリ「厚手(3mm以上)」かつ「しっとり系」です。この条件に当てはまるロードバイクバーテープベスト4を見てみましょう。
第4位:OGK Kabuto(カブト) BT-04
出典:http://www.ogkkabuto.co.jp
第4位はヘルメットやロードバイクアクセサリーで有名なOGKカブトより「BT-04」です。
OGKカブトのバーテープはBT-01~BT-09まで種類があり、それぞれで薄さや触り心地、使用シーンが異なります。その中でも柔らかく、しっとりとしてハイグリップなバーテープがBT-04です。素材はEVA+ポリウレタンです。
BT-04の厚さは2mmです。BT-04を2つ重ねて2重巻きにして厚さ4mm仕様にしてもよいかと思います。2つ購入する必要がありますが、実際そうしている人も多いので。極厚バーテープを体感できます。実は暑さだけで言うとBT-09が一番厚手なのですが、素材がさらさら系のため、よりハイグリップなBT-04を選びました。
また他のメーカーのハイエンドグリップよりも価格が安い事もおすすめできる理由の一つですね。
BT-04のカラーは全4色ホワイト、ブラック、レッド、グリーン、ライトブルーです。
第3位:ボントレガー ゲルグリップバーテープ
出典:http://www.cycle-yoshida.com
ロングライドおすすめバーテープ第3位はボントレガーより「ゲルグリップバーテープ」です。その名の通り、バーテープ内部にゲルが貼られており、衝撃吸収性に非常に優れているのが特徴です。手首への振動や手元のしびれが気になる方にはおすすめできるバーテープです。ロングライド好きの方も使用している方も多いですね。
バーテープ表面の素材はポリウレタンです。ポリウレタンにグリップ力を高める加工が施されています。
第2位:フィジーク タッキー パフォーマンス
サドルで有名なfi’zi;k(フィジーク)より、「タッキー パフォーマンス」です。フィジークのバーテープは様々なラインナップが存在します。
【2種類の厚さ】
・スーパーライト
→薄手の厚さ2mm。
・パフォーマンス
→厚手の3mm。エンボス加工
【3種類の表面仕上げ】
素材自体は全てマイクロテックスですが、表面仕上が異なります。
クラシック
→昔からのサラサラ系。
ソフト
→サラサラ系。柔らかな手触り。プニプニ感。
タッキー
→しっとり系。ハイグリップ。滑らない。
今回おすすめするのは、厚さ=「パフォーマンス」、表面=「タッキー」です。厚手のバーテープとハイグリップにより快適性を高めます。
カラーは全2色:ホワイト、ブラック。
→Wiggleでの現在価格チェックはコチラ
第1位:リザードスキン DSP 3.2mm
堂々の第1位は最強バーテープのLizardskins(リザードスキン)より「リザードスキンDSP 3.2mm」。
コチラの記事にも詳細を書いていますが、リザードスキンは同社特有のデュアルソフトポリマー(DSP)という素材を使用した非常に高いグリップ力が特徴的なバーテープです。実際に触ってみると分かるのですが、他社と比べて圧倒的なグリップ力です。
リザードスキンのバーテープは厚さが3種類あります。1.8mmと2.5mmと3.2mmです。ロングライド向けとしては厚手の3.2mmを使用してみるとよいでしょう。カラーはグリーン、レッド、グレー、ブルー、ホワイト、ブラック・・・と種類が多いです。デザインもおしゃれですね。
もう少しバーテープのおしゃれ度を上げたい方は厚さ2.5mmであれば上ハンドルと下ハンドルで色が分かれるデュアルカラータイプも存在します。
グリップ力で言えば間違いなくリザードスキンは最高におすすめのバーテープと言えるでしょう。
実際のインプレは・・・
リザードスキン1.8mmのインプレ記事はコチラから
最強のバーテープであるリザードスキンを格安で購入できるサイトを諸々探してみましたが、やはり行き着く先は海外通販サイトのWiggleです。
1.8mmはコチラを参照
2.5mmはコチラを参照
3.2mmはコチラ
Wiggleでの購入は確かに安いですが、カラーバリエーションが少ないことと、7000円以上でなければ送料が無料にならない点です。
お気軽に買うならAmazon
海外通販サイトの利用が面倒な場合は、やはり国内でAmazonを利用した方が便利かもしれません。
まぁ何万円もするものではないので、どちらか便利のよい方で購入してもよいでしょう。
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