パナレーサーのおすすめフロアポンプ「楽々ポンプゲージ付き」のレビュー

数年ぶりに新しい空気入れを買いました。

これまではスペシャライズドのフロアポンプを使っていたのですが、今回は安くて高性能とのうわさのパナレーサー「楽々ポンプゲージ付き」フロアポンプ(樹脂製)です。安心の国産。

いや、別にこれまで使っていたスペシャライズドのフロアポンプがダメだったというわけではないのです。

買った理由は・・・・
「戸建に引っ越したので、ママチャリ用の空気入れも必要になったから」です。

そう、2018年4月、とうとう自宅が完成しました。特に自転車との関連があったわけではないのですが、家はパナソニックホームです。わーい。

コチラの記事で紹介したロードバイク用のガレージも作りました。その記事はまた後ほど!

そして、戸建に引っ越すと一つ問題が・・・・。
これまで住んでいたマンションには住人共用の自転車用空気入れが駐輪場にあり、妻が使っていた電動自転車と、私が普段乗っているエセMTB(ミスターマックスで15,000円で買ったやつ)の空気入れはそれを使わせて頂いていました。

電動自転車とエセMTBの空気入れは英式バルブ(クリップで止めるやつ)です。

↓コレ↓

自分はロードバイク用の空気入れ(仏式オンリー)しか持っておらず、英式用の互換アダプターも持っていませんでした。そのため、戸建に引っ越してから新しく自宅用に空気入れを買う必要があったのです。

そこで買ったのが、パナレーサーの空気圧ゲージ付きのフロアポンプで一番リーズナブルな「楽々ポンプゲージ付き」フロアポンプ(樹脂製)でした。

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パナレーサーのゲージ付き空気入れ4種類

パナレーサーのゲージ付きフロアポンプには大きく4つに分かれます。それぞれ、どれも米式・仏式・英式の3つに対応しています。

①楽々ポンプゲージ付き(樹脂製)

→今回買ったやつ。樹脂製。一番安い。
最大圧上限: 米式・仏式時/700kPa(7bar)、英式バルブ時/500kPa→商品詳細はコチラ

②アルミ製フロアポンプ

→上の「楽々ポンプゲージ付き」のアルミ製バーション。
空気圧上限:米式、仏式/約1100kPa(11bar、160psi、11kgh/cm2) 、英式/約500kPa(70psi、5kgf/cm2)→商品詳細はコチラ

③ワンタッチフロアポンプ

→ワンタッチで仏式と米式がハマるらくちんタイプ。アルミ製。
空気圧上限:米式、仏式/約1100kPa(11bar、160psi、11kgh/cm2) 、英式/約500kPa(70psi、5kgf/cm2)→商品詳細はコチラ

④タンクゲージ付きフロアポンプ

→タンク式のフロアポンプ。やや高価。タンク式は今回除外しました。

下に行くほどグレードが高いです。

なぜ一番安い樹脂製にしてしまったか?

今回迷ったのは樹脂製かアルミ製か。

つまり上記の「①楽々ポンプゲージ付き」か「②アルミ製フロアポンプ」か。

結果買ったのは①でした。

理由
・軽い
・安い

これが全てでした。

まず、「軽い」。ポンプも筒も樹脂製です。当然軽い。この空気入れは家族共用のため、妻も子供も使います。軽さ、持ち運びやすさは大事です。軽いといっても、しっかり自立します。

空気入れる際にちゃんと足で抑えることでブレることもないです。

次「安い」
素材も安いので、当然価格も一番安い。家を新築して少し財布が軽くなった私には優しい(笑)

!!?あとで気付いた空気圧上限

今回の初歩的かつ最大のミス。

それは最大空気圧の確認です。

この樹脂製タイプのフロアポンプ

最大圧上限: 米式・仏式時/700kPa(7bar)、英式バルブ時/500kPa

です。

これ、買ったあとに気付きました。

俺バカ。ほんとバカ。

高圧タイヤに使えないじゃん。

ゲージは10barまであるが・・・

ただ、実際のゲージを見ると一応10barまでメモリがあります。しかし明らかに赤色になっています。

試しに7bar以上入れようとすると・・・・

 

スポーーン!!

 

と圧に耐えられずアダプタが勢いよく外れます(笑)

7bar以上は入りませんでした。。。(7.1barくらいなら入るかも)

高圧には耐えられない

今回メインの使用目的が我が家のママチャリとエセMTB用なので良かったのですが・・・。

ロードバイクメインで使用する方は間違いなくアルミ製を買った方が安心でしょう。

まぁ最近はやりの25Cの場合、23Cよりもやや低圧が適正になるので(体重にもよりますが)5.5bar ~7barくらいが適正空気圧になる場合が多いです。

私の場合は体重が軽い(53kg)ので、適正空気圧6.5bar~7barくらいのタイヤを使う場面が主です。なので、何とかギリギリ使えます。

が、如何せん上限が厳しいので、さすがに万能ポンプではありませんでした。7bar以上の空気圧が必要な場合は使えませんこのパナレーサー樹脂製フロアポンプ。

耐久性は大丈夫か?

これは少し考えどころ。まず、外での保管は止めたほうが良いです。これは樹脂製でもアルミ製でも言えることですが、特に樹脂製は雨風にさらされるとヒビ割れや劣化が激しいです。アルミ製も同じくサビが酷くなります。

どちらも室外保管は避けるべきですが、雨風の影響を受けると早く劣化するのは樹脂製かもしれません。私の場合、室内保管が前提でしたので、特に問題ありませんでした。

空気圧ゲージの単位が変更された・・・

このパナレーサー空気入れ、昔はページの表示単位がPSI(ピーエスアイ) / bar(バール)の2パターンだったのですが、仕様が変更され、kPa(キロパスカル) / bar(バール)の2パターンになりました。PSIが排除されました・・・。これまで私は空気圧をPSIで計測するのが主流だったので、これは少し残念。まぁ世の中的にもうPSIで測る時代は終わりを告げようとしているのだろうか・・・。世の主流はkPaとbarです。というかbarのが主か。

仏式・英式のアダプター

先述した通り、このパナレーサーフロアポンプは米式・仏式・英式の3タイプに対応しています。

米式バルブ用

米式の場合はそのままつけるだけでOK。うちは米式バルブの自転車はありませんので基本米式は使いません。

次に英式バルブ

これは専用の英式アダプターを付けます。クリップタイプのやつね。これを先っぽにスポっとはめて、クリップを締めます。これでOK。

うちの電動自転車やエセMTBはこの英式を使用します。

そして仏式。

このアダプターを使います。

この仏式アダプタ、ちょっと付け方が特殊です。

まず、空気入れ側ではなく、自転車のバルブ側にアダプタだけをねじ込んであげる必要があります。

右回りに回してバルブに固定。これしないと空気が漏れていつまで経っても空気が入りません。

アダプタを固定し終えたら空気入れのチューブをアダプタと合体させてクリップを閉じて固定します。あとは空気いを入れていくだけ。

このひと手間が面倒という方もいるかもしれませんが、この「アダプタをバルブにねじ込む」というのは結構よい面があるのです。

バルブ側にネジ込んで固定するので、空気を入れる際にバルブと空気入れの接触部分が全くブレないのである。

他の空気入れだとレバー部分だけで固定するタイプのものが多く、高圧になればなるほど、圧力と反発してちょっと歪んでしまったり、バルブを曲げてしまわないか不安になる場面がチラホラあったりします。

しかし、このアダプタは全くそれがありません。

最初は「ん?ちょっと面倒か・・・」と思っていましたが、その手間が功を奏して、正確な空気入れを実現してくれます。

仏式のアダプタは、使わない時はクリップの裏側に固定しておけるので紛失する心配は少なそう。結構固定力は高いので大丈夫です。

使い勝手はどうか?

特に問題なし。

7barまでであればロードバイクの方にも問題なく使えます。空気圧ゲージも適正。

先述したように、樹脂製のフロアポンプは最大空気圧が7barまでとなっていますので、ロードバイクメインで使う方(特に体重重めで高圧タイヤ使う人)は1100kPa(11bar / 160PSI)まで入るアルミ製のフロアポンプの方がよいでしょう。

というかアルミ製の方にしましょう。

3タイプそろってゲージが見やすい位置にあるのはありがたいですね。

一番見やすいのは、最も高い位置にあるワンタッチフロアポンプかもしれません。

アルミ製の方が耐久力もあり、持ち手がややエルゴノミクスデザインであるため、空気入れ感もよいかもしれませんが、私はこちらの樹脂製でも十分満足です。何より遠征する際に車に積むので、軽い方がいいです。

予算に余裕がある方は、アルミ製買うのであればどうせならワンタッチでバルブから着脱ができるワンタッチフロアポンプでもよいかもしれません。性能的にも申し分なさそう。

Amazonだと価格も数百円しか変わらないし。

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まとめ:やっぱアルミ製にすればよかった。

ママチャリや7barまでの自転車であれば、大変コスパ良くおすすめできる樹脂製パナレーサーフロアポンプ。

結論から言うと今回買ったリーズナブルなパナレーサー樹脂製フロアポンプ「楽々ポンプゲージ付き」は空気圧ゲージ付きで米式・仏式・英式の3タイプに対応していてこの価格はありがたい。

ただし、上限空気圧にはご注意を。

今回はミスった。

やっぱアルミ製にすればよかったかな~なんて思ってます。

7bar以上入れる場合や、ロードバイクメインで使う方はアルミ製の方が安心だと思います。

それ以外は樹脂製の方がおすすめかなぁ・・・。

結果的にロードバイクで使用するのはこれまで通りスペシャライズドのフロアポンプになりそうです。

 

 

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