ロードバイクに乗るにあたって必須ともいえるのが自転車保険の加入です。
自分が事故にあった場合、自分が加害者となってしまった場合、トラブルをふっかけられた・・・等々、心配の種は尽きないものです。
通常の自転車よりもスピードが出るロードバイクだからこそ気を付けるべき内容も色々あります。
そこで、ロードバイクに適切な自転車保険について調査・比較を行うことにしました。 おすすめ自転車保険を掲載していますので、自転車保険に加入検討中または乗り換え検討中の方は是非参考にしてみて下さい。
ロードバイク向け自転車保険のポイント
てか色んなサービスつけすぎですよね。色々なサービスを各社展開しているだけあって、何がいいのか頭が混乱します。
なので、これだけは押さえておきたい自転車保険の選び方ポイントをまとめてみました。
- 1.対人賠償保険金は最低1億円以上
- 2.死亡・後遺障害・入通院・手術などの補償は十分か
- 3.示談交渉代行サービスは必須
- 4.シンプルな加入手続き
- 5.保険料は適切か
上記5点がロードバイク自転車保険選びのポイントです。ではそれぞれを詳しく見ていきましょう。
対人賠償保険金は1億円以上補償されているか?
賠償金額9,500万円(2013年神戸地裁)
小学校5年生の児童が散歩中の女性と衝突。事故にあった女性は重い障害が残るけがを負う。
賠償金額9,300万円(2008年東京地裁)
男子高校生が歩道から車道を斜めに横断し男性と衝突。男性は障害が残るけがを負う。
賠償金額6,779万円(2003年東京地裁)
男性がペットボトルを片手に交差点に進入し、横断中の女性と衝突。女性は死亡。
賠償金額5,438万円(2007年東京地裁)
男性が信号無視して交差点に進入し、横断中の女性と衝突。女性は死亡。
いずれも5000万~1億円近い賠償金額の支払となっています。
賠償金額は被害者が死亡した場合よりも重度障害等のけがを負った場合のほうが高くなる可能性が高いです。死亡した場合は、(言い方は悪いですが)その後の介護や補填等は必要ありませんが、重度障害を負った場合の介護費用や障害年収分の補てん、慰謝料等で賠償金額が跳ね上がってしまうからです。
「最悪のケース」とは、よく死亡した場合に使用されるキーワードですが、賠償の観点からすると「最悪のケース」は生涯意識不明の重度障害の状態と言えるでしょう。
最悪のケースに備えるためにも保証金額は最低でも1億円は考えておいたほうがよいでしょう。
こんな賠償を課せられて、保険に入っていなかったらその時点で人生終了待ったなしです。
死亡・後遺障害・入通院・手術などの補償は十分か?
死亡時の保険に関しては、別の生命保険に入っていらっしゃる方も多いかと思います。なので特に見るべきは死亡時よりも怪我や入院時の補償ですね。
保険会社から支払ってもらう金額といして最低限考えておいた方がよい金額はこんな感じでしょう
- 死亡時:300万円
- 入院保険金(日額):4000円
- 手術保険金:3万円
- 通院保険金(日額):1000円
示談交渉代行サービスはついているか?
こちらは事故やトラブルが発生した場合の相手との示談交渉を弁護士が行ってくれるサービスです。(弁護士相談費用は特約の場合が多いので注意)
いざトラブルになると、自分ではどうしていいもか分からないものです。弁護士に相談するにも結構なお金かかるし、かといって自分で相手と交渉するのも怖いし・・・。
そんな場合にこのサービスを使います。
法的なトラブルは専門家に頼りましょう。自分ですべて対処しようとすると更なるトラブルを呼び込んでしまいます。
意外と知られていないですが、いざ事故ったときのめっちゃ強い味方となります。
加入手続きは簡単か
加入手続きは簡単なほうがよいですよね。いちいち紙に書いて印鑑おして書類のやり取りをするのは煩雑でなりません。
ネット等でピッとしてポン!くらいの手続きで行いましょう
保険料は適切か
補償内容と保険料のバランスも大事ですね。
あまりにもバカ高すぎる保険料はちょっと・・・かといって安いけど補償内容がスカスカの保険もちょっとNGです。
補償内容にもよりますが、目安として年間保険料5,000円~7,000円くらいの保険料で十分な補償内容は得られるでしょう。
では具体的におすすめ自転車保険商品は?
以上、自転車保険を選ぶ際のポイントについてまとめてみました。
こちらのポイントを押さえたうえで、別記事にて具体的なおすすめ保険プランを紹介していきます。
こちらも是非ご参照ください。
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