ロードバイク徹底比較.comがおすすめするロードバイクタイヤ2019年版!。
ここでは、昨年2018年12月までに実際に私が試したタイヤの中で特に評価が高かったロードバイクのおすすめクリンチャータイヤ総合ランキング3位~1位を紹介します。
評価基準
タイヤの評価基準は以下の5点です。
- 転がり抵抗の少なさ
→タイヤと路面タイヤと路面が接する際に生じるエネルギー損失の少なさを表します。一般的にこの抵抗が少ないほうが性能のよい(よく進む)タイヤとされます。 - グリップ力
→タイヤと路面の摩擦力。ふんばり力。グリップ力が高いとコーナーでの安定性や向上します。 - 振動吸収性
→路面からの衝撃を緩和する性能を示します。 - パンク耐性
→タイヤの摩耗耐性、トレッドの強さ、サイドカットに対するパンクのしにくさを示します。 - コストパフォーマンス
→価格と性能の相対的な費用対効果を示します。
3位:ヴィットリア コルサ(23C)
ヴィットリア コルサ評価 | |
転がり抵抗の少なさ | ★★★☆☆ 3点 |
グリップ力 | ★★★★★ 5点 |
振動吸収性 | ★★★★★ 5点 |
耐パンク性 | ★★★★☆ 4点 |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ 4点 |
総評(25点満点) | 21点 |
仕様 | サイズ:700×23 C 重量:約235g サイズ:700×25 C 重量:約240g サイズ:700×28 C 重量:約265g |
TPI | 320 |
適正空気圧 | 7~8 bar (100~115 PSI) |
価格(1本あたり) | ¥8,000くらい |
※購入店、ECサイトにより販売価格が異なります。
2018年版ロードバイクタイヤおすすめランキング第3位はもはや常連、「ヴィットリア コルサ」です。
2016年に発売されて数年経とうとしていますが、相変わらずのバランスの良さ。乗り心地とグリップ力は突出しています。
グラフェンという素材を使用し、コットンケーシングも使われていることから、非常になめらかな走り心地を味わうことができます。
平坦ストレートでの転がり抵抗の低さではミシュランPOWERコンペティションに劣るものの、総合的な走りにおいてはこちらの方が上でしょう。
平坦ストレートが多いコースよりも、コーナーが多く、テクニカルなコースの方が実力を発揮してくれるはずです。また、振動吸収性、乗り心地、パンク耐性も高いため、ロングライドにもおすすめできるタイヤでもあります。私はこのヴィットリアコルサで合計2500kmくらい走りましたが、パンクは一度もありませんでした。
出典:http://www.vittoriajapan.co.jp/vittoria/corsa/
インプレ記事
新ヴィットリアコルサで300km走った後のインプレ記事は↓コチラより↓
最安値で購入できるサイト
海外通販ではWiggleでの購入がお買い得。現在価格はコチラからご確認下さい。
国内からはAmazonや楽天から入手は可能です。
2017年、2018年と比べると国内でもかなり安くなりました。
【まとめ】ヴィットリア コルサはこんな人におすすめ
- 乗り心地や安定性のあるタイヤを求めている!
- コーナーでのグリップ性能を重視したい!
- レースからロングライドまでオールマイティに使いたい
参考記事
2位:ピレリ P ZERO VELO(ヴェロ) (25C)
ピレリ P ZERO VELO(ヴェロ) | |
転がり抵抗の少なさ | ★★★★☆ 4点 |
グリップ力 | ★★★★★ 5点 |
振動吸収性 | ★★★★★ 5点 |
耐パンク性 | ★★★★☆ 4点 |
コストパフォーマンス | ★★★★☆ 4点 |
総評(25点満点) | 22点 |
仕様 | サイズ:700×23 C 重量:約195g サイズ:700×25 C 重量:約210g サイズ:700×28 C 重量:約230g |
TPI | 127TPI×3 |
適正空気圧 | 7~8 bar (100~115 PSI) |
価格(1本あたり) | ¥7,000くらい |
※購入店、ECサイトにより販売価格が異なります。
2019年ロードバイクおすすめタイヤ第2位は昨年1位を飾ったピレリ P ZERO VELO(ヴェロ)です!!
このタイヤは、モータースポーツタイヤ界の大御所ピレリが約50年ぶりにロードバイク用タイヤを開発し、2017年に発売となった超新星タイヤです。発表当初はロードバイク界に激震が走りました。そして、実際にモータースポーツタイヤ王者に恥じない性能を発揮し、かなりの評価を得ました。
私も買わずにはいられず、発売されてすぐにこのP ZEROヴェロを購入し走りましたが、とても50年ぶりのロードバイクタイヤとは思えない超高性能。
転がり抵抗だけで見るとミシュランPOWERが勝ってしまいますが、その他のグリップ力、振動吸収性などはヴィットリアコルサと同等か、それ以上のレベルとなっています。
転がり抵抗だけで見るのであれば、TT用タイヤであるP ZEROヴェロTTの方がよりよく転がるようになっているので、そちらはミシュランPOWERを凌ぐかもしれません。(残念ながら私は未使用)
性能評価自体はヴィットリアコルサと拮抗していますが、振動吸収性はピレリの方がよいかな?とも思います。
こちらもレースからロングライドまで幅広く使えるタイヤです。
インプレ記事
ピレリ P ZEROヴェロのインプレ記事は↓コチラから↓
最安値で購入できるサイト
発売当初は海外通販のWiggleやCRCでしか売ってませんでしたが、現在は普通に楽天やAmazonでも取り扱いが開始されました。
値段もそこまで変わらないので、国内のAmazonや楽天の方がお手軽かもしれませんね。
【まとめ】ピレリ P ZERO ヴェロはこんな人におすすめ
- レースからロングライドまでオールラウンドタイヤを探している
- モータースポーツ界の王者の貫禄を実感したい!
- 乗り心地を重視したい
参考記事
1位:コンチネンタル グランプリ 5000 (Continental Grand Prix 5000)(25C)
文句なしの1位!
2018年12月にコンチネンタルグランプリ4000SⅡが衝撃のモデルチェンジを果たしたコンチネンタルグランプリ5000(タイヤサイズ25C)です!!
このタイヤは本当に3位のヴィットリアコルサと2位のP ZERO ヴェロが霞んで見えてしまうほど過去最強の万能おすすめタイヤです。
ヒルクライム以外はもうこのタイヤで決まりと言っても過言ではないです。
コンチネンタルグランプリ5000 | |
転がり抵抗の少なさ | ★★★★★ 5点 |
グリップ力 | ★★★★★ 5点 |
振動吸収性 | ★★★★☆ 4点 |
耐パンク性 | ★★★★★ 5点 |
コストパフォーマンス | ★★★★★ 5点 |
総評(25点満点) | 24点 |
仕様 | サイズ:700×23 C 重量:約200g サイズ:700×25 C 重量:約215g サイズ:700×28 C 重量:約235g |
TPI | 110TPI×3(330TPI) |
適正空気圧 | 6.5~7.5 barくらい |
価格(1本あたり) | ¥6,500くらい |
インプレ記事
このページ内では語り切れないので、とりあえずインプレ記事を見て下さい↓
あと、なぜヒルクライムではあまりおすすめではないかの理由も併せて。
↓こちらも↓
何回も言いますが、まだ前身のコンチネンタルグランプリ4000SⅡとかP ZERO ヴェロとか履いてる人は今すぐ買い替えた方がいいレベル
【まとめ】コンチネンタルグランプリ5000はこんな人におすすめ
- ヒルクライム以外の全てのレース!
- お墨付きの耐久性と振動吸収性向上でロングライドもドンとこい!
- レースでもトレーニングでも、このタイヤを買う予算がある人は絶対買うべき!
最安値で購入できるサイト
海外通販もいいですが、2019年1月現在、まだまだ高価なので、国内のAmazonで2本セットを購入する方が一番お得かもしれません。
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