最近試しに使わせてもらったハンドルがあります。
それがこの「Prime – Primavera(プリマヴェーラ) カーボンハンドル」。
恐らく過去最高にコスパのよいエアロハンドルと言っても過言ではありません。
エアロハンドルの利点はケーブルルーティングにあり
私が現在使っているハンドルは3Tハンドルの「3T AERONOVA LTD」です。
私が購入した時は36,000円で買ったのですが、2019年1月現在、Amazonとかで見ると89,000円とかアホみたいに高価格になっていてもはや手が出ない。値上がりしすぎ。
スペシャライズドの風洞実験 「The Win Tunnel: Cable Housing」
エアロハンドルの利点といえば、その名の通り、エアロ効果です。この独特の形状による空気抵抗の削減。
そして、この形状もさることながら、空気抵抗の削減に寄与しているのはエアロハンドルによく見られるケーブルの内蔵です。
ケーブル有無の空気抵抗の実験に関してはスペシャライズドの風洞実験が興味深いですね~。
実験内容としては・・・
というもの。
動画を見ると分かるのですが、結果として
12秒短縮することができました!!!
とまぁ、これは風洞実験による極端な実験なので、必ずしも実走で同様の結果とはいきませんが、
ケーブルが露出しているよりもなるべく内蔵させた方がよい
ということは確実に言えそうです。
最近のエアロロードだとステム一体型で完全にケーブル内蔵のものが主流ですね。
エアロハンドルを買うと、その特殊な形状からほぼステム部分までケーブル内蔵となります。完全一体型でない場合はステム部分からケーブルは出ちゃうんですが、それでもノーマルハンドルよりはエアロ効果に寄与していると考えることができます。
ケーブル入れるときはめちゃめちゃ面倒なんだけど、一度やっちゃえば見た目もスッキリ。
価格破壊のPrime – Primavera(プリマヴェーラ) カーボンハンドル
誰しも一度は着けてみたいと思うエアロハンドル。エアロ効果というよりも「見た目がかっこいいから」という理由もあるでしょう。実際かっこいいし、そのルックスによるモチベーションの向上は大事ですね。
しかし、これまでエアロハンドルの大きなネックと言えばその価格。
漏れなく高い。
カーボンエアロハンドルともなると、安くて4万円越えというのがザラです。
その価格を破壊したのがこのWiggleの自社ブランド「Prime」シリーズのPrimavera(プリマヴェーラ) カーボンハンドルです。
2015年あたりから登場したPrimeブランドですが、元々はCRCの独自ブランドでしたが、Wiggleに吸収されたことによりWiggleでも取り扱いが開始されました。
Primeカーボンホイールをはじめ、ここ数年で一気にブランド価値を高め、市民権を得てきた自社ブランドです。評価もかなり高め。
自社ブランドなので、中間マージンをすっ飛ばした価格設定が可能です。
Primavera(プリマヴェーラ) カーボンハンドルのスペック
Primavera(プリマヴェーラ) カーボンハンドルの主な特徴は下記の通り。
- カーボン製
- 16,000円代!
- 幅420mmで235g
- 外向きに4度広がっている
- 最大
- 125mmのドロップ
- シャローとアナトミックの中間形状であるアナトミックシャロー
はやり注目すべきはカーボンエアロハンドルなのに16,000円という価格帯!!(2019年1月時点)
3T AERONOVA LTDが4万円代、シマノのPRO『Vibeエアロカーボンスーパーライト』が4万~5万円代であることを考えると破格としか言いようがありません。
しかも幅420mmで235gとそこそこの軽量具合。(私の3T AERONOVA LTDは400mmで実測207gでした)
Wiggleのカスタマーレビューを見る限り、剛性や性能自体も問題はないでしょう。というかめっちゃ評価高い。
私も友人のロードバイクで試乗させてもらいましたが、時速40kmくらい出しても全然フニャフニャ感はありませんでしたし、安心してハンドルを預けられる剛性。ぶっちゃけ私レベルでは3T AERONOVA LTDと全く遜色ないレベル。
デザインも良いし。
強いて言うなら、ハンドル角度にシャロータイプとアナトミックタイプのラインナップも欲しかった所。
これで16,000円代はもはやコスパ最強という他ないエアロハンドルだと思う。
「エアロハンドル着けてみたいけど、お財布が・・・」
という方は是非このPrime – Primavera(プリマヴェーラ) カーボンハンドルを試してみてはいかがでしょうか。
おすすめエアロハンドルです。
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