ついに・・・
ついに、我が家にもロードバイク用のバイクタワーが設置されました!!!
昨年、2018年4月、新築の注文住宅を建ててから約10ヵ月。
せっかくの注文住宅なので、玄関横にロードバイク用のガレージを作っていたんです!(小さい部屋だけど)
しかし、このガレージはこれまで何もロードバイクを効率的に置くための機材を設置しておらず、私のロードバイクと街乗り用のクロスバイクが平置きされているだけでした・・・
そこにようやく!念願の!ポール型ロードバイクタワーが設置されました!!!
買ったのは安心のミノウラ製バイクタワー 25Dです。
小さいけど、私の夢が詰まったガレージなのよ。
格安ポールにするか、ミノウラ製にするか
バイクタワーを購入するにあたり、一番迷ったのは・・・・
格安バイクタワーにするか、ミノウラ製にするか!!!
です。
実は、ミノウラやトピークといった定番の自転車機器メーカー以外にもAmazonなどでブランド名不明のポール型自転車スタンドは多く存在します。
そしてそのほとんどがミノウラやトピークの2分の1程度の価格。
ぶっちゃけめちゃめちゃ安い。
例えばコチラ↓
ただ、ここで一点引っかかるのは、やはりポール型という特性上、倒れにくさや緩みにくさ、耐久性を重視しなければいけません。そういった意味でひとまず信頼のおけるミノウラ製を購入したのですが、結果的に良い選択だったと感じています。
その点は後述します。
バイクタワー20Dと25Dの違いは?
2019年2月現在、ミノウラのバイクタワーは2つのラインナップがあります。
まずは先行モデルのバイクタワー 20D。
そして今回購入したバージョンアップのバイクタワー 25Dです。
なお、「D」はDriveのDだそうです。
おもな違いは
①色
②アーム部分の角度調整
③フック部分の幅調整
の3点です。
①色
前身モデルのミノウラバイクタワー20Dのカラーはシルバーでした。
それに対して今回の25Dはブラック!!
漆黒のバイクタワーです。しぶいぜ!!!
②アーム部分の角度調整
自転車を吊り下げるアームの角度可動域が広くなっています。
20Dは最大上下10°だったのに対し、
25Dは最大上下17.5°!!
大幅に角度調整が効くようになっています。
マウンテンバイクや、シートポストの角度がキツイロードバイクだと、このアームを調整して水平または前方に傾けないと重心がずれて傾きやすくなったり、バイクを固定しづらくなるので、この可動域の拡大は嬉しいところ。
③フック部分の幅調整
こちらも微妙な改修点ですが、自転車を吊るすフック部分の幅がより調整が効くようになりました。
20Dは325~415mmの可動域だったのですが、
25Dは300~420mmの幅で調整可能!!
フックの位置調整可能幅が3cm程広くなった!!
地味ですが、多種多様なスポーツ自転車に対応できるありがたい調整です。
ミノウラバイクタワーD25の組み立て~設置
ミノウラバイクタワー25Dはこんな感じの縦長の箱で届きます。
箱を開けるとこんな感じ。
袋を開けてパーツごとに見るとこんな感じ。
ポールは2つのように見えますが、実際は3分割できるポールで、真ん中の調整用ポールは上部ポールに差し込まれた状態で箱に入っています。
組み立て自体は簡単でした。
あとは設置場所に併せてトライ&エラー。
3回程仮止めと位置調整を繰り返し、位置を確定。
一気にバネを下から押し込んでレンチで固定していきます。この時だけ結構力がいるかも。
1人でも十分できるけど、可能であれば2人で取りかかり、一人がポールを抑えて、もう一人がネジを止める、という状況が望ましいです。
天井は補強した方がいい
このポール型のバイクタワーはバネの力を使い、「突っ張り棒」方式で床と天井で固定します。
当然、ポールを支える床や天井が軟弱だと、その分固定力も弱まります。
実は私は注文住宅を建てるにあたり、このガレージには「ポール型のバイクタワーを設置する予定」という事を住宅メーカーの建築士さんに伝えていました。
すると建築士さんの方からこんな提案が
私は何と素晴らしい建築士さんに巡り合ってしまったのでしょう。
そう、ポールを設置する天井には絶対に補強材を噛ますべきなのです。
自転車の事を理解してくれた有能な建築士さんのお陰で、見た目上は全く分からないのですが、通常の天井よりもはるに硬い(というか鉄骨の)補強材が天井に埋め込まれ、ポールの安定がより確実なものとなったのです。
ただ、この天井埋め込み型の補強材は、家を建てる時にお願いする以外は難しい処置です。
特にマンションにお住まいの方や、賃貸住宅だとまず無理でしょう。
そんな場合は、ポールと天井の間に硬い木材で「当て木」を噛ますことで十分に補強になります。厚さは3cmもあれば十分だと思います。
石膏ボードに直接ポールを設置するのと、当て木を噛ますのとでは、長期的にみたポールの「緩み」に大きな差が出るかと思いますので、是非天井の補強は行って下さい。
ミノウラ バイクタワーの安心感
冒頭に記載した
「格安バイクタワーにするか、ミノウラ製にするか!!!」
という点においては、結果的にミノウラ製にしてよかったと思っています。
私が悩んだ格安バイクタワーはコチラでした。
ミノウラも失敗している
実は、ミノウラも、かつて発売されたバイクタワー10Dでは「使っているうちにポールが緩む」という不具合が発生するという失敗を犯している経緯があります。
その失敗を経験したからこその第三世代である25Dなのですが、個人的に私が一番感動した施策はコチラ
中間ポールのストッパー
ポール型スタンドの最大の弱点といえば、ポールの固定が緩み、だんだん固定位置が下がってくることによって最終的にポールが天井から離れ、倒れてしまうという点。
それを克服したのがこのストッパー!!!
中間ポールにこのストッパーを設置することにより、上下のポールがズレることを防いでくれるというスグレモノ。
これは上記の某格安ポールには無い仕様で、ぶっちゃけ安心感が200%くらい増します。
マジでこれあったほうがいいと思う。
あとはポール先端の固定部分。
こちらは恐らく何かの樹脂なのですが、かなりに滑り止め性能が高く、安定感はあります。
設置後は特に「しなり」はありませんでした。
あとは、念のため転倒防止用のストッパーをネジで固定するのをお忘れなく。
天井にネジで穴を空ける必要があるのですが、賃貸だと悩みどころですね・・・。
フックなどその他
あと気になる点といえば、ロードバイクのトップチューブを支える事になりるフック部分ですね。
フック部分の角度は比較的なだらかで、フックの素材も柔らかいゴムのため、基本的にフレームが傷ついてしまう心配はないかと思われます。クレードルより大分飛び出していて車体がポールに触れないよう配慮されています。
もし不安な方はフック部分にスポンジを噛ませたりしてもよいかもしれません。
私はそのまま使っています。
クレードルの安定感
クレードル部分(アームを固定するところ)はネジをしめると輪っか(クランプ)が締まって固定する仕組み。
ロードバイクのハンドル ステムを固定するのと同じようなイメージです。単純にネジを柱につっかけるだけではなく、金属製のクランプでしっかりと柱に固定されるので、固定力もかなり強固なものです。体重をかけてもビクともしません。
ビフォーアフター
せっかくなので、バイクタワーを設置する前と設置した後のビフォーアフターを!
↓Before↓
↓After↓
うーん、いい感じです。壁とも良いマッチング具合。(壁はコンクリートではなく、コンクリート風壁紙です(笑)
ガレージスペースを有効活用できました。
ちなみに、この部屋の天井までの高さは2.63mです。ミノウラのバイクタワー25Dは2.1m~2.7mまで無段階で調整可能でしたので、何とか収まってくれました。
まぁ、元々土足で歩く場所なので、下段に吊り下げているクロスバイクは吊り下げずにスタンドで立てた状態のこれまで通りの収納になるかもしれません(笑)
良い感じに収まった!
このスペースは普段は扉で間仕切られているので、扉を開けない限り中が見えることはありません。ホコリも入りにくいので収納スペースとしてはもってこいの場所です。
ドン!!
からの、扉を開けると・・・
ドドン!!!!
ドドドン!!!!!
良い感じに自転車ガレージっぽくスッキリしました!
将来的には息子が自転車好きになってくれて、同じ場所に親子の自転車を置いて、一緒に整備とかできる日を夢見ています。
安心を買うか、価格を買うか
『格安バイクタワーにするか、ミノウラ製にするか!!!』
恐らく、ポール型のバイクタワーの購入を検討されている方は必ずぶち当たる葛藤かと思います。
実際、ミノウラのバイクスタンドは高いです。格安ポールは2分の1の値段で手に入ります。
しかし
「自分の大切なロードバイクを長年守ってくれるか?」
「もし震度6以上の地震が来たときにも倒れないか?」
「数年後の耐久性はどうなのか?」
という事を考えた結果、私はミノウラのバイクタワー25Dという結論に至りました。
価格面や設置環境にもよるかもしれませんが、個人的には自分の大切なロードバイクを預ける事になるバイクタワーにはそれ相応の安心感と実績を重んじる必要があると感じます。
格安ポールは価格面で「ミノウラの1/4の価格と考えれば、十分な商品」という意見もありますが、私は4分の価格のために自分のロードバイクの命を預けられるとは思えませんでした。
そういった意味ではやはりミノウラのバイクタワー 25Dがおすすめ、というのが私の意見です。
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