おすすめ自転車カバーActiveWinner:撥水?防水?丈夫?

今回はめずらしく自転車カバーのレビュー記事です。提供頂いたのはActiveWinnerのコチラの自転車カバー。Amazonでは「【進化版】 Active Winner 自転車カバー 厚手 撥水 高品質素材使用 撥水加工 UVカット 風飛び防止 収納袋付き!」というタイトルで全て説明されている(笑)おすすめ自転車カバーである。

この自転車カバーの個人的な評価ポイントは次の4点です。

  • 1.サイズが大きい
  • 2.撥水性が高い
  • 3.生地が丈夫で耐久性が高い
  • 4.紫外線カット機能

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

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1.サイズが大きくスッポリ入る

29インチの自転車がすっぽり入ってしまう大容量。カバー最大寸法は205cm×95cm× 70cm。自転車カバーとしては結構大き目です。

私は自分のロードバイクに使用していますが、前後輪のタイヤまで全体を覆うように入ってくれます。一般のカゴ付きママチャリや子供乗せ自転車、スクーターも問題なく使用できると思います。(ちなみに前後子供乗せ専用タイプはコチラです)

カバーの前後がゴムですぼんでいるので、タイヤをうまく丸く覆ってくれるのが助かります。

風で飛ばされるのを防止

真ん中にバックルがついているので、風でカバーが飛ばされるのを防止してくれます。屋外やベランダで自転車カバーを使う際、意外と弊害となるのが雨よりも風です。そう、風で飛ばされるのです。そのための防止策として選択バサミやヒモ等、様々な手段がありますが、この自転車カバーは予め真ん中んにバックルがついているので、風飛び防止に一役かってくれます。

息子と一緒に私もすっぽり。

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2.撥水性が高い

撥水加工はもちろん施されています。ポリウレタンコーティングによって撥水性を高めています。ポイントは、表面だけの撥水加工ではなく、糸そのものに撥水加工されているものが編み込まれている点です。そのため、表面だけの撥水加工が施されている他の自転車カバーよりも高い撥水性を誇っているようです。

ただ、Amazon販売ページの説明にもあるように「完全防水」ではありません。しかし、自転車カバーにおいては「完全防水」という商品自体ほぼ無いという認識でよいでしょう。「防水」と書かれている商品は「高い撥水性」と読み替えてよいと思います。

 

撥水加工の耐用年数は?

撥水「加工」なので、使用する年数や環境、気候によって撥水性は徐々に衰えていきます。これも撥水性が衰えない商品はないと考えてよいでしょう。

耐用年数自体は環境によって異なるため、一概に「何年」と答えるのは難しいようです。ただ、メーカー保証が1年となっているため、一般的なベランダ使用で1~2年は機能劣化なく維持できることを期待します。 ちなみに、この自転車カバー製造会社やActive Winnerさんが公表しているわけではないですが、ポリウレタンコーティングの一般的な耐用年数は3~4年と言われています。というかポリウレタン自体の耐用年数が3~4年。おそらくこちらの自転車カバーも同ではないかと予想。防水スプレーとか上から塗るともう少し伸びるかもしれない。

・・・というか以前使ってた無名自転車カバーが3年くらい持ってるので、それ以上くらいは持つでしょう。たぶん。

3.生地が丈夫で耐久性が高い

生地はナイロン製です。精確な素材は明言されませんでしたので、ここから先は完全に私の予想コメントです。が、おそらく使用されているのはナイロンオックス生地ではないでしょうか。ナイロン生地は糸の細さで特徴や等級が変わり、糸が細い程しなやかで光沢感がある質感になります。

糸の細さは「デニール」という単位で、通常「D」という記号が用いられます。デニールの場合、数字が小さいほうが細く軽い糸となります。ストッキングによく表示されるのがデニールですが、一般的には30デニール未満のものをストッキング、30デニール以上のものをタイツと言うらしい。 そしてアウトドア用のテントや防水バックにも良く用いられるのが210Dや300D、400Dのオックス生地です。1000Dの生地もありますが、あまり数値が高いと耐久性は高くなりますが、耐水性が劣る傾向にあるようです。

これも完全に私の勝手な予想なのですが、この自転車カバーの生地を近くで見た時、そこそこキメ細かな生地であったことと、「人気のアウトドア商品にも使用される高品質素材を使用!」「ビニール製の生地の10倍以上もの強度」と書かれており、他の自転車カバーより少し高価な事から、210D~300Dくらいのナイロンオックス生地ではないかと思う。(ちょっとこの辺は正確ではない)

いずれにせよ、ナイロンオックスは撥水加工が施しやすく、屋外使用での耐久性にも優れているので、自転車カバーとしてはかなり高品位だと思います。

ただ、これはどの自転車カバーにも言えることですが、特にナイロンオックス等の場合は通気性はほぼありません。自転車の下に水がたまりやすい環境(土や凸凹があ所)では下からの水蒸気でカバー内に湿気がこもります。これも屋外保管の悩みなのですが、カバー内の湿気はやはりロードバイクにいい影響は与えないと思うので、やはり屋外保管であれば排水性の高いベランダや湿気の少ない所を選ぶべきでしょう。まぁこればかりは撥水性とのトレードオフなので仕方ありません。

4.紫外線カット機能

「エクストラUVカット」という名目で紫外線カット加工が施されています。具体的には表裏にほどこされたポリウレタンコーティングのことです(商品説明にある「PUコーティング」)。樹脂量にもよりますが、ポリウレタンコーティングは傘などのUVカット効果にも使用されるコーティングで、UVカット率は非常に高いです。

耐用年数は撥水性の所でも先述したようにポリウレタンの耐用年数に従って3~4年くらいではないかと。(勝手な予想)

こちらの自転車カバーの場合、裏表にポリウレタンコーティングがされてるため、UVカットについては効果を期待しています。

また、紫外線に弱いロードバイクのタイヤ部分も、カバーが大きいお陰ですっぽり覆ってくれるので、タイヤのひび割れも防ぎ、タイヤ寿命も延びることが期待できますね。

ちなみに最もUVカット加工として最も高級なのは「ポリウレタンラミネートコーティング」です。これはラミネートのおかげでUVカット効果が半永久的に持続できるようです。自転車カバーに使用されているのは見たことありませんが・・・。

Active Winner自転車カバーまとめ

自転車カバーひとつにおいても様々な角度から見て、素材や仕様を見てみると意外と面白いものです。

  • 1.サイズが大きい
  • 2.撥水性が高い
  • 3.生地が丈夫で耐久性が高い
  • 4.紫外線カット機能

これらの点で優れている自転車カバーだと思います。価格帯もお手頃で、デザイン性もよいので評価は高いかと。

→現在の価格はコチラ から

先述したようにロードバイク以外にもママチャリやマウンテンバイクにも使えるので、屋外自転車保管の自転車カバー選びで迷っている方にはおすすめできる自転車カバーです。

 

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