- 軽いは正義!軽量タイヤ!
- 転がり抵抗の低さ
- タイヤサイズは23Cか25C
やはり勾配のある山道を登るのであれば軽いは正義!転がり抵抗の低さは正義!なのである。
軽量化
ヒルクライムはクリテリウムやTT、普通のロードレースとは異なり、時速40kmもスピードが出ることはありません。出たとしても時速20km台です。
国内ヒルクライムレースで恐らく一番有名な「乗鞍(のりくら)ヒルクライム」の決勝戦の上位ランクでも平均速度は時速22km前後。全出場選手で平均速度を取ると時速15~18kmといったところでしょう。
高速域でのコーナー突入や、シビアなグリップ力というよりも、登りに対する転がり抵抗の低さであったり、軽量化に注視してみていきましょう。
ヒルクライムすすめタイヤ2018
軽量なタイヤ・決戦タイヤ・タイヤサイズを考慮したヒルクライムにおすすめなタイヤ2018年版はこちらです。
コンチネンタル グランプリスーパーソニック(タイヤサイズ23C)
もはやヒルクライム定番となってしまったこのタイヤ。コンチネンタル グランプリ スーパーソニック!
重量は何と驚きの150g(23Cの場合)!!!全タイヤの中でも最軽量レベルです。
海外のロードバイクタイヤ転がり抵抗測定でも、コンチネンタルのタイヤの中ではTT用の「Grand Prix TT」に継ぐ第2位の転がり抵抗の低さという結果が出ています。
(23Cタイヤ、時速29km、8.3Barで10.2W)
残念ながらコンチネンタルスーパーソニックに25Cのラインナップはありません。タイヤサイズは20Cと23Cの2ラインナップです。23Cの方が転がり抵抗が低いというデータがあることと、ワイドリム化の流れにより、もう20Cという細さに対応できるホイールがかなり少なくなっている状態にあるので、タイヤサイズは23Cの方がおすすめとさせて頂きます。
コンチネンタルスーパーソニック
TPI:330
重量:150g(23C)
カラー:ブラック
適正空気圧:8.0-8.5 bar
最安値で購入できるサイト
コンチネンタル グランプリ スーパーソニックは世界的にも品薄状態。2017年の途中まではWiggleなどの海外通販でも安く手に入ったのですが、2017年後半からなかなか手に入りにくい状態に・・・。
ほぼ定価に近い形であれば、国内Amazonや楽天でも入手可能です。
パナレーサー GILLAR(25C)
画像:(c)Panaracer
2017年に衝撃発表されたパナレーサー最軽量タイヤ「パナレーサーGILLAR(ジラー)」。その軽量具合は確かに業界トップクラスで、同一幅の23Cの重量は上記のコンチネンタルスーパーソニックに勝るとも劣らないメーカー公式値154gです。
私の場合、より転がり抵抗の低さを求めて25Cを購入しました。
参考:パナレーサージラーのインプレ記事はコチラから
確かに、めちゃめちゃ軽かったです。25Cの実測値は159gでした。
ただ、転がり抵抗の低さという点においては、データ上も私の実走感としてもコンチネンタルスーパーソニックに劣ってしまう印象があります。
価格はコンチネンタルよりもお求め安い価格なのですが、同じ軽量タイヤを求める場合、重量が同程度であればやはり後は転がり抵抗で選んでしまいますね・・・・。
パナレーサーGILLAR(ジラー)
TPI:公式データ無し
重量:154g(23C)・161g(25C)
カラー:ブラック
適正空気圧:7.5 barくらい
最安値で購入できるサイト
パナレーサーにおいては国内メーカーの商品のため、国内通販サイトでも比較的安く入手可能です。
Amazonでの価格チェックはコチラから。
楽天での価格チェックはコチラから。
ヒルクライムにおすすめのチューブ
ただ、ラテックスチューブはリムまでカーボンになっているフルカーボンホイールでは使用できないため、注意が必要です。(ブレーキ熱によりチューブが破裂する場合があるため)
個人的にはコリマやレーシングゼロカーボンなどの軽量カーボンクリンチャー×コンチネンタルスーパーソニック×パナレーサーR’Airチューブあたりの組み合わせがヒルクライムではベストなのではないかと考えています。
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