当サイトでの2018年おすすめタイヤランキングNo1に君臨しているピレリ P ZERO VELO(ヴェロ)ですが、そのタイムトライアル向モデルにあたるP ZERO VELO TTに待望のタイヤサイズ25Cが登場しましたね!
これは見逃せない!!
出典:https://velo.pirelli.com/en/ww/roadracing
これまでP ZERO VELO TTは23Cのラインナップしかありませんでした。それがここにきて25Cタイヤの登場。果たしてその背景とは・・・。
■P ZERO VELO TT 25C■
サイズ:700x25C
重量:180g
ケーシング:127tpi
コンパウンド:スマートネットシリカ
カラー:レッドライン
参考記事
→「ピレリ」が手がける新タイヤ「P ZERO VELO(Pゼロヴェロ)」に注目
はやり時代の流れには勝てない
当初、P ZERO VELO TTが発売されたタイミングでは「まだTT向けといえばやっぱ23Cでしょ」的な流れがあった事は間違いありません。
しかし、世の中的には25Cの流れが主流になりつつあります。
別記事にも書いたように、ロードバイクのタイヤにおいて2016年、2017年、2018年は23C→25Cの過渡期になります。その後2019年には完全に25Cが大半の割合を占めることになるでしょう。
(空気圧次第ですが)一般的にも「25Cの方が転がり抵抗が低い!」という流れが一般的になり、各社ホイールも25Cに最適化するようなリム幅設計になってきています。
現に私が以前使っていたシャマルウルトラも当時私が持っていた2015年モデルでは23C向けのリム幅でしたが、その後はシャマルウルトラC17となりリムの内径が17mmとなって25Cタイヤに最適化されるようになりました。
現在私がメインで使用しているボーラウルトラ50も同じくです。所謂ワイドリム化というやつですね。
このワイドリム化による25Cの最適化というのは、主にリムの幅とタイヤの幅を揃えて、なるべくタイヤとリムの隙間を無くし、空気抵抗とタイヤの変形を少なくすることを目的としています。
ホイールがワイドリム化され、25Cタイヤの方が転がり抵抗も低いという認知が一般的になれば、レースにおいて当然25Cタイヤの使用率が多くなります。
タイムトライアルも同様です。
特にタイムトライアルでは空気抵抗を下げて、いかにエアロダイナミクスを得られるかも重要な焦点となります。
必然的にタイムトライアル向けのタイヤであるP ZERO VELO TTにもユーザーから「速く25Cタイヤを出してくれ!!」と声が挙がるのは何の不思議もありません。
発売から1年後に25Cタイヤ出す!というマーケティング上の計画があったかどうかは分かりませんが、発売当初P ZERO VELO TT に25Cをラインナップから外したピレリは完全に25Cタイヤの勢いを見誤ったと言っても過言ではないかもしれません。
25Cタイヤの勢いを物語っています。。。
やはり凄いピレリ人気
また、それだけユーザーからP ZERO VELO TT 25Cの要望が上がっている背景にもピレリタイヤの人気の高さがうかがえます。
今回のP ZERO VELO TTはタイムトライアル向けというだけあって、他の2ラインナップ(ノーマルP ZERO VELOと、エンデュランス向けのP ZERO VELO 4シーズン)と比べるとパンク耐性を犠牲にした高速仕様。パンクベルトを外すことで軽量化と転がり抵抗の低さを得ています。
パンク耐性的には以前苦い思いをしたパナレーサージラー並み?かと想像しているので、あまり普段使いすることはないかもしれませんが、P ZERO VELOシリーズの中で最高の転がりを誇るタイヤということで高速域での使用やレース、タイムトライアルでの性能は期待が高まります。
ちょうど私が使用していたノーマルP ZERO VELO 25Cとの比較もできるので、比較インプレは必須ですね。
と、いうことで、近々P ZERO VELO TT 25Cを購入してインプレを行いますのでお楽しみに~。
果たしてP ZERO VELO TT 25Cはレースシーンで最高のおすすめタイヤとなり得るのか。
乞うご期待。
ピレリP ZERO VELO TT 25Cはどこで手に入る?
楽天での価格チェックはコチラ
最新情報をお届けします