Primeホイールがモデルチェンジ!2018年版

2018年7月頃、今や有名となってきたWiggle / CRCのオリジナルブランド「Prime」ホイールがモデルチェンジを行いました。

Primeといえば2016年頃から海外通販CRCの中で誕生した新興ブランドで、当時別会社だったWiggleのオリジナルブランド「コサイン」と格安カーボンホイールとしてしのぎを削りあっていました。

その後、CRCがWiggleに吸収され、WiggleでもPrime取り扱うようになりました。そしてWiggleのオリジナルブランドであったコサインは姿を消すことに・・・。

結果的に通販メーカーオリジナルブランドの覇権を握ることになったPrimeホイール。10万円以下のフルカーボンホイールであることから、当初は「格安で不安なカーボンホイール」や「中華ホイール?」など色々な噂が立ちましたが、蓋を開けてみるとかなり高評価が期待できるホイールで、実際の購入者の声やレビューではかなりの高評価を得ていました。

2018年現在、多くのロードバイク乗りからしっかりと良カーボンホイールの市民権を得たホイールとなりました。

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PrimeのRPシリーズが消えた

Primeは元々RPシリーズとRRシリーズの2種類に分かれており、RPシリーズの方が上位モデルとして位置づけられていました。主な違いはハブとスポークです。(使われているリム部分は同じ)

そしてこの度、上位モデルの「RPシリーズ」は消滅。代わりに「Prime Black Edition」なるものにモデルチェンジされました。

↓Prime Black Edition 50mm(リア)↓

下位モデルの「RRシリーズ」はマイナーチェンジが施され「RRシリーズV2」として据え置きされました。

今回はRRシリーズV2は置いといて、フルモデルチェンジされた新Prime Black Editionに焦点を当ててみたいと思います。

Prime Black Editionの変化

以前のRPシリーズとモデルチェンジされたPrime Black Editionの違いを見てみましょう。

ワイドリム化

フルモデルチェンジを施されたPrime Black Editionですが、前身モデルのRPシリーズとの機能面での大きな違いはリムの幅でしょう。

これまでのRPシリーズはリム内径16.5mm、外径25mmのに対し、Prime Black Editionはリム内径19mm、外径27.5mmと昨今流行りのワイドリム化に対応した形になりました。(ちなみにRRシリーズV2はリム径そのまま)

デザイン

見た目で最も目を引くのはロゴやリムのデザインの変更です。RRシリーズやこれまでのPrimeと比較して、よりBlackを際立たせた洗練されたデザインになっています。最近の流行りを取り入れてなのか、Primeのロゴは白く小さく印字されている箇所と、黒く光沢のあるエンボスデカールで大きく表現された箇所の計2か所です。

これまでのデザインはロゴの背景に白または黒の背景が施されていたため、それよりも落ち着いた雰囲気になっているので、好みは分かれるところかもしれません。個人的には新しいデザインの方が好きですね。

リム高60mmと85mmの追加

そして、今回からこれまでになかったリムハイト60mmと85mmが追加されることになりました。この60mmと85mmはフロントとリアそれぞれ別売りになっており、さすがに少し割高となっています。それでも安いけど。

↓リムハイト60mm

↓リムハイト85mm

 

その他の仕様

その他の基本仕様についてはこれまでのRPシリーズと大きな変更点はない様子。

フリーハブ


ABG(Anti Bite Guard)が採用されていることから、恐らくノバテック性のフリーハブボディではないかと予想されます。

ちなみにPrimeホイールはかなり細かい単位でパーツ単体が販売されており、この新Prinmeに使用されているハブはR010というハブ。これは以前のRPシリーズと同じです。

ベアリングの製造元も不明ですが、CRCの解説ではこれまでと同様「高品質日本製ダブルシールドカートリッジベアリング」との解説が。2016年時点と変わった点といえばちゃんと日本語化されていたことくらいか・・・。(当時は「High quality Japanese double sealed cartridge bearings」の日本語表記のみだった)

スポーク

ハブとは打って変わって、スポークに関しては明記されています。

使用されているのはDT SwissのAerolite。きし麺状のエアロスポークです。

スポークに関してはブランド明記した方が下位モデルのRRシリーズとの区別をつけやすかったのでしょうか。

ちなみに、RRシリーズV2に使用されているスポークはこれまと同様Pillar製のストレートハブです。DT Swissのエアロスポークを上位モデルに採用したことからWiggle(CRC)内でのDT SwissとPillarに対する評価具合も何となく分かりますね・・・。

リムハイト注目の3タイプ

リムブレーキのPrime Black Editionカーボンクリンチャー3タイプを見てみましょう。

主要ラインナップのリムハイトはこれまでと同様です。

Prime Black Edition 28

重量 1395g
フロント 596g
リア 799g

Prime Black Editionカーボンクリンチャーの中で最も軽量。カタログ重量はわずか1395gというフルカーボンクリンチャーだ。主にクライマーや重量を気にするライダー向けとなりそう。リムハイト28mmという低さのため、リム外周重量が軽減されており、惰性回転力は低いかと。

Prime Black Edition 38

重量 1429g
フロント 592g
リア 837g

ラインナップ中最も万能?中間に位置する38mmリムハイト。

Prime Black Edition 50

重量 1580g
フロント 700g
リア 880g

個人的には最も売れそうと思っているホイール。なぜなら初めてカーボンクリンチャーを買うひとはリムハイトが高いホイールを買いがちだから(笑)

既に50mmのカーボンホイールを持っている人は、乗り比べに買う人もいるかもしんない。自分もボーラと乗り比べたいので、買うとしたらこれ。

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自社ブランドホイールというブランド

カーボンクリンチャーといえば、一昔前までは「高価格」「大会向け」「決戦用」といったワードが主でしたが、今やその概念は壊れつつあります。このBlack Editionは10万円前後の価格帯ですが、RRシリーズなどはWiggleで前後セット6万円台で手に入るカーボンホイールです。しかも「いや性能が・・・」といった安かろう悪かろうではなく、それなりの性能と品質を保ったホイールです。WiggleやCRCは「自社ブランドホイール」というブランドを確立したことで、一気に他ホイールメーカーを脅かす存在にまでのもぼり詰めてきました。「ちゃんとした(←ここ大事)カーボンクリンチャー前後が10万円くらいで手に入る!」

この事実は、3年前の2015年頃までは考えられなかった事で、初めてカーボンホイールを検討するユーザーにとってはとても喜ばしい事です。

今回はリニューアルされたPrimeホイールBlack Editionクリンチャーに焦点をあてましたが、Primeホイールは下位モデルのRRシリーズや、チューブラーホイール、ディスクブレーキタイプ、アルミホイールと数々のラインナップが存在しています。その一覧は「Primeホイール全ラインナップ」から是非確認して下さい。

 

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