画像出典:http://www.cateye.com/jp/
毎日ロードバイクにのるヘビーライダーにも、週末だけ乗るホビーライダーにも欠かせないロードバイク用サイクルコンピューター。今回はキャットアイよりおすすめサイクルコンピューターと初級編サイコン選びの基準を考えます。
サイコン選びの基準
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今回はサイコン初級編ということで、初心者でも機能的にも予算的にも手にしやすい物を選んでいきます。ベテランの方々にとっては「そんなの当たり前じゃん」となる内容かもしれませんが悪しからず。。。対象メーカーはサイコン有名処のキャットアイより。(ガーミンは高いから・・・)
サイコン必須機能
どのサイコンにもほぼ漏れなくついているであろう「速度」「距離」等の機能はもちろんのこと、自分のペダリングを確認する意味でも必ず欲しいのが「ケイデンスセンサー」ですね。1分間あたりのペダル回転数です。
少なくとも以下の機能は欲しい所です。
- 走行速度
- 平均速度
- 走行距離
- 積算距離
- ケイデンス
- 平均ケイデンス
特に初めてサイコン購入、または2大目のサイコン購入を検討されている方はケイデンスセンサー機能は必ず含めた方がよいかと思います。自分のケイデンスを知ることができれば、自分のペダリングを考察し、よりよいペダリングを目指すことが可能です。「別にいいや・・・」と思っていても、ほぼ確実に知りたくなってくるので、最初からケイデンスセンサー付きのサイコンを選んでおいたほうが無難ですね。
表示画面の条件
サイコンの画面表示機能に一つ条件を付けるとすると、以下の条件です。
- 走行速度とケイデンスが同時に表示可能か?
これが意外と大事だったりします。グレードの低いサイコンの場合、「速度」だけ表示して、ボタンおしたらケイデンス表示や距離表示に変わるといった1画面に1機能しか表示できない場合がほとんどです。
特にケイデンスで自分のペダリングを考察しながら走る場合、どのくらいの速度でどのくらいのケイデンスをキープできているのかを知る事は重要です。その際にいちいちボタンで表示を切り替えていては、とても集中して走ることができません。速度もケイデンスもボタン操作も気になって危険でもあります。
この「速度とケイデンスのボタンによる表示切替の鬱陶しさ」は実際に体験してみないと分からないかもしれませんが、本当に我慢できなくなります。ですので、速度表示とケイデンス表示は1画面に同時に表示できるサイコンを選ぶことを強くおすすめします。
一般的には平地でのケイデンスは90くらいが最もペダリング効率がよいと言われていますが、これも賛否両論です。ペダリング効率とケイデンスについてはまた別記事にて触れたいと思います。ひとまず自分の現在のケイデンスと速度、平均ケイデンスと平均速度を知ることができることが重要ですね。
スマホ連携機能は必要か?
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キャットアイのラインナップにはスマートコンピューターシリーズといって、スマートフォンと連携してより詳細なデータ分析を行うことができるハイエンドモデルが存在します。
キャットアイ パドローネスマートプラスがその例ですね。スマホとGPSと連携して走行ルートを管理したり分析したり、画面レイアウトを自由にカスタマイズできたりなど、リッチな機能が盛り沢山です。(ただしそれなりに高価です)
しかし、今回は初級編ということでスマートコンピューターは選択肢から除外します。
初級編おすすめサイコンは?予算15,000円「CC-TR310TW V3n」
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キャットアイで上記の条件を満たしているおすすめサイコンは「キャットアイCC-TR310TW V3n」です。上記の機能を満たすのであれば予算は最低でも15,000円程となります。他にも下位グレードで7,000円や5,000円程度のサイコンももちろんありますが、速度とケイデンスの同時表示ができず、結局買い替えたくなること必至なので今回はあまりおすすめしません。
このV3nはスマホに連携しないタイプのキャットアイのサイコンではフラッグシップモデルとなります。
CC-TR310TW V3nのモニタは1画面に3段表示。上段、中段、下段に分かれており、それぞれの表示段で表示できるデータはの以下の通りです。それぞれの段ごとに表示するデータを切り替え可能です。
上段表示
走行速度・平均速度・最高速度
中段表示
ケイデンス・平均ケイデンス
最高ケイデンス・心拍数・平均心拍数
最大心拍数
下段表示
日付・時間・消費カロリー
積算時間・積算距離・走行時間
走行距離・カウントダウン距離
ラップ番号
リアルタイム区間平均速度
ラップタイマー
リアルタイム区間走行距離
その他のスペックは以下の通り
コンピューター部分
重量:30g
電池寿命:約360時間
寸法:56.5 × 38.0×x 16.9 mm
スピードセンサー部分
重量:21g
電池寿命:約360時間
心拍センサー部分
重量15.4g
電池寿命:約360時間
そう、CC-TR310TW V3nは上段が速度表示、中段がケイデンスまたは心拍数表示となっており、
速度とケイデンスの同時表示が可能
なのです。(これ重要)
このサイコンCC-TR310TW V3nは心拍数センサーを自身に装着することで、心拍数の測定が可能です。が、この心拍数センサーがうまく働いてくれないことも多く、心拍数計測は正直あまり当てにならないという評価が目立ちます。その他の機能として、バックライト機能もありますが、数秒程度です。夜間の走行時にはバックライトをたまーに使用する程度です。
また消費カロリーも速度と距離から割り出している概算値なので、あくまでも参考値程度に考えたほうがよいでしょう。重要な点は速度とケイデンスです。
おすすめの表示レイアウトは?
私が普段使っている表示は次の通りです。
- 上段:速度
- 中段:ケイデンス
- 下段:時間または走行距離
格安でキャットアイCC-TR310TW V3nを購入するには?
キャットアイCC-TR310TW V3nはほとんどの通販サイトで入手可能です。キャットアイは国内メーカーのため、Wiggleやサイクリングエクスプレスなどの海外通販サイトに頼るよりも、Amazonや楽天で購入した方が安く早く手に入ります。
(そもそもWiggleにはラインナップが無かったですが・・・)
CC-TR310TW V3nの定価は25,000円とちょっと高めですが、Amazonや楽天であれば割引含めて大体15,000円程度で手に入ります。
→最安値チェックはコチラから
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