前回のパナレーサーR’AIRパンク事件を機に、チューブを交換しました。その経緯と多少インプレをば。
このパンク事件のあと、空気が抜けてしまったパナレーサーR’AIRを水につけて、空気漏れを探した所、バルブ部分から20cmくらい離れた場所に、目視では分からない、針の穴より小さい、恐らく0.1mmくらいの穴が空いており、そこから空気が漏れていました。
スローパンク状態です。
うーん、チューブはめる前にパンクチェックしたし、その後も問題なく使えてたから初期不良ではないと思うのですが。
前回グレーチングにハマった際に、リム打ちしてしまったのかな?と思っていたのですが、リム打ちパンクでこんなに小さな穴って空くもんなんですかね・・・。
リム打ちというよりも、タイヤの側面から何か細くて鋭い異物が刺さったと考える方が自然かもしれません。
そう思う理由はただ一つ。
その時履いていたタイヤ「パナレーサー ジラー」にはサイドウォールに対パンクベルトがないからです。パンクベルトが入っているのは接地するトレッド面のみです。タイヤのサイド部分はすぐ下にはそのままチューブがきます。
側面から針系のものが刺さったら一発アウトです。
やはり、軽量化を最優先した決戦用タイヤと耐パンク性能はトレードオフの関係にあるのだと改めて認識。ちょっとこれから薄いタイヤを使うのに躊躇してしまいそうです。
というか、最薄最軽量タイヤ「パナレーサージラー」と軽量チューブ「パナレーサーR’AIR」の組み合わせがデリケート過ぎた・・・。
フツーのブチルチューブ
今回のチューブ交換では所謂普通のブチルチューブを選択。
買ったのはパンク耐性にも定評があるシュワルベのチューブ「SCHWALBE(シュワルベ)エクストラライト ブチルチューブ」です。
(え、また軽量チューブかよ大丈夫か(笑)
Amazonのレビューを見ると、どうもバルブ部分から空気が漏れる!という方が何件かあって(購入後に気付いた)、少し不安もあったのですが、自分の場合初期不良はありませんでした。
これって、このシュワルベチューブはバルブとバルブコアの分解が可能なタイプだから、コア部分が緩んでただけじゃないの?と思うのですが・・・。念のため私もバルブコアをしっかりと締め直しときました。
そして、私のボーラウルトラ50のリムハイトに対応するために、ちょっと余裕をもって80mmのロングバルブタイプを選んだのですが・・・
実際に着けると・・・
うへぁ!ちょっと長すぎーー 笑
多分バルブ長60mmで十分だったかも。バルブが長い分、重量も少し重め。
実測値で80gです。(キャップ+ナット込み)
でもブチルチューブでこのバルブ長にしては軽い方だと思います。
まぁ、買ってしまったから仕方ない。しばらくはこれを使います。
シュワルベ エクストラライト ブチルチューブのインプレ
なぜこのブチルチューブを選んだかというと・・・・
ロングバルブ系では2本セットで安かったから!!!
はい、ほとんど値段で決めました。
さて、肝心の使い心地はというと・・・
やや硬い
チューブの使い心地なんて、空気圧一つでだいぶ変わってしまうものですが、一応前回のR’AIRを使った時と同じ空気圧でセットしています。
タイヤは同じくパナレーサーの最軽量タイヤ「ジラー」です。
乗り心地に明らかな差があるか、と聞かれると何とも微妙なところですが、やはりタイヤの進み具合としてはパナレーサーR’Airの方が勝るかなという所。
また、こちらのシュワルベチューブの方が表面が少し厚い分、やや走り心地が硬くなってしまった印象があります。
これは完全に私の主観であり、客観的なデータに基づいているわけではないのですが、走り出しにやや「重み」を感じる場面がしばし。あくまでも以前のR’AIRと比べてです。
やはりパナレーサーR’AIRがよい
フツーのブチルチューブと、パナレーサーR’AIRどちらがよいか?と聞かれると、個人的な回答としてはやはりR’AIRに分があります。
位置づけとしてはブチルとラテックスチューブの中間ですからね。
軽さと走り心地は特記すべきものがあります。
ただ、他の方のブログやレビューを見ていると、やや耐久性や対パンク耐性には難があるのも事実かもしれません。
今度から私の利用区分としては
普段のトレーニング
→フツーのブチルチューブ
レース
→パナレーサーR’AIR
という住み分けを徹底してみようかと思います。
しばらくパンク体験から遠ざかっていたので油断していましたが、やはり普段のトレーニングでは薄いタイヤと薄いチューブの取扱いは要注意ですね。
初心に帰って要反省です。。。
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