これまでしばらく履いていたタイヤは、パナレーサーの最軽量タイヤGILLAR(ジラー)でしたが、久々にタイヤを交換。
久々にヴィットリアコルサ23Cを履きました。このボーラウルトラ50にヴィットリアコルサを履かせるのは実に10ヵ月ぶりくらいです。
参考記事
ヴィットリアコルサスピードと悩んだ
そんなこんなで、再び戻ってきた私のお気に入りタイヤ「ヴィットリア コルサ」です。2016年に買ったこのタイヤですが、まだまだ現役で、私の中ではP ZEROヴェロに続くおすすめタイヤです。
私が使っているのは、ノーマルなヴィットリアコルサ(クリンチャー)です。
これとは別に、クリンチャーとしても使用できる「ヴィットリアコルサスピード」という転がり抵抗の低さに特化したヴィットリアのフラッグシップモデルがあります。
このヴィットリアコルサスピードはロードバイクタイヤの転がり抵抗を研究している海外サイトBicycle Rolling Resistanceにおいて現在(2018年3月時点)トップの転がり性能を持っているタイヤです。フロント23C、リア25C、空気圧120psi(8.3bar)で抵抗は7.7Wと最小値。
このタイヤも選択肢に上がったのですが、TT向けタイヤのため、ややパンク耐性に不安があります。パナレーサーパンク事件以来、パンク耐性の重要さが気になってしょうがないため、今回はこのコルサスピードは外れることになりました。
ノーマルのヴィットリアコルサはその点、各種実験でパンク耐性は実証済み。私も過去ずっと使用していたので、信頼はおいています。
ヴィットリアコルサ(アメ色)×ボーラウルトラ
ヴィットリアコルサをボーラウルトラ50にハメた状態はコチラ。
アメ色のサイドウォールが目立つ(笑)
この色は正直好き嫌いが分かれると思います。
ちょっとこの自転車に履かせると色合い的にタイヤ周りがうるさくなりすぎてバランスが悪い気もしますが・・・・。
ヴィットリアコルサは発売当初このアメサイドのみでしたが、その後、グレーサイドが発売されました。しかし、あまりグレーサイドの売れ行きは芳しくなかったようで、その後オールブラックのヴィットリアコルサが発売されることになります。
多分今後一番売れるのはオールブラックのヴィットリアコルサだと思います。
やはり常用タイヤとしては最上位クラス
このヴィットリアコルサ最大の特徴は「グラフェン」と「コットンケーシング」です。
グラフェンについてはコチラの記事に特集しているのでご参照あれ。
簡単にいうと、直進している時は硬くなり、転がり抵抗を減らす。曲がる時はやわらかくなり、グリップ力を増す。という走行状況によってタイヤの特性を変化させるという特徴をもっています。
このグラフェンも充分凄いのですが、やはり他のタイヤと明らかに違うのはコットンケーシングによるしなやかさです。
10ヵ月ぶりに履いてみて改めて実感しました。やはり走り心地は最上位クラスであると。どこをとっても「しなやか」という言葉がピッタリのタイヤです。
それでいて、感覚的ではありますが、パナレーサーGILLAR(ジラー)よりも明らかに転がる・・・。スピードの乗りやすさと転がり抵抗の低さはやはりヴィットリアコルサに軍配が上がりますね。ごめんねパナレーサー。。。。
ちなみに、先述したように、私が使っているヴィットリアコルサはタイヤサイズ23Cです。しかしながら、25CのパナレーサーGILLARよりもグリップ、転がりは上だと感じます。それだけのポテンシャルはある。
多少高圧ぎみの方が良いかも
ただ、これはライダーの体重や、タイヤ幅によっても変わるので、一概には言えませんが、普段乗り慣れている空気圧よりもやや高め(8%~10%くらい?)でもよいかも?くらいに考えて頂ければと思います。
やはりおすすめタイヤヴィットリアコルサ
いやぁ久々にヴィットリアコルサ履きましたが、改めて感じる。やはり良い。
2016年のタイヤながら、未だに常用タイヤとしてはとてもおすすめできるタイヤです。
パナレーサーGILLAR(ジラー)ばかり例に出して申し訳ないですが、直感的なインプレッションでも、「転がり抵抗の低さ」「グリップ」「パンク耐性」の3点においては圧倒的にヴィットリアコルサに圧倒的軍配があがります。さすがに軽さは負けるけど。
そんなこんなで、次買う予定のハッチンソンフュージョン5 ギャラクティック11ストーム(長い)が手に入るまではしばらくヴィットリアコルサに戻ろうと思います。
ヴィットリアコルサが安く手に入るのは?
2018年3月現在、Amazonや楽天など国内通販で買うのとあまり値段かわらないので、手っ取り早く入手したいのであればフツーにAmazonか楽天で買うのがおすすめです。
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