今回のインプレは兼ねてより試してみたかったパナレーサーのニューモデル、RACE A Evo4です。
購入したタイヤはコチラ
パナレーサー RACE A Evo4
- タイプ:クリンチャー
- タイヤサイズ:25C
- 色:レッド
- 購入価格:1本5,200円(2019年9月時点)
パナレーサーRACEシリーズのオールラウンドモデルである。
パナレーサーのRACEシリーズはこれまでに何度もバージョンアップをくり返し、このEvo4がリリースされたのは2019年3月のこと。
↑参考記事
それから今は約6ヶ月ほど経った2019年9月なのですが、びっくりするくらいWEB上でのレビューを見かけない(笑)
あのロードバイクタイヤの転がり抵抗実験で有名なBICYCLE ROLLING RESISTANCEでも全く取り扱われる気配もなく、やや皆から忘れ去られそうになっている悲しい日本産タイヤの現状である。。。ちなみにEvo3まではちゃんと実験してくれている。
→コチラ
これまでの微妙な評価を覆すこができるのか?
これまで私は実験も兼ねてパナレーサーのタイヤをいくつか使ってきました。
使ったことがあるのは下記の通り。
パナレーサー RACE A Evo2 25C
パナレーサー RACE A Evo3 25C
パナレーサー ジラー 25C
インプレは下記記事を参考にしてほしい。
これら、これまでのパナレーサーに対する評価は
・・・なんか微妙。
である。
これは本当に正直な感想であるし、今改めて過去のパナレーサータイヤを使ってみても感想は変わらないでしょう。
いや、悪くはないんだけど、正直他のタイヤのほうが・・・。というのは多くのサイクリストが感じていたことだと私は(勝手に)認識しています。
そして今回、満を持してラインナップに加わったEvo 4!果たしてその雪辱を晴らすことができるのでしょうか?
おさらい:Evo4は何が変わったのか?
Evo3からEvo4の大きな変化は次の2つです。
1.コンパウドが変わった
今回Evo4から新たに採用されたコンパウンドは「ZSGアドバンスドコンパウンド」といもの。
実はこれ、私が以前使ったパナレーサージラーに使用されていたコンパウンドを改良したものです。
事前の触れ込みとしては
「エボ3から転がり抵抗を10%軽減、グリップを20%強化した。異物によるトレッドの傷も入りにくくなっている」
とのことですが、いかんせんジラー自体が微妙だったため、そこからどう進化したのか若干の不安と期待が入り混じります。
2.タイヤが真円に近くなる
これまでパナレーサーのタイヤの特徴と言えば、真上から見た際の尖り具合でした。
タイヤが尖っているのです。これは元々より接地面を少なく、転がり抵抗を少なくする役割も担っていたのですが、ここにきてテコ入れがあったようですね。
目的としては
「ハンドリングの癖が低減、グリップを維持したままコントロール性を高めるため」
とのこと。
これまでの方向性とは相反する役割なので、果たして・・・
パナレーサー RACE A Evo4のパッケージ
これまでEvo3まではタイヤがむき出しのパッケージだったのに対し、2017年発売のジラー以降、他タイヤメーカーのパッケージのようにデザイン性を重視した箱型パッケージに変更されました。
うん、こっちの方断然がいいですよ。安っぽくないし。
パナレーサー RACE A Evo4の重量
恒例の重量実測。
パナレーサーRACE A Evo4 25Cのメーカー公表重量は230gです。
まずは一本目。
231g
二本目
234g
なかなかの精度です。Evo2もEvo3も重量の実測精度は本当によかった。
そこはさすが日本製といったところでしょうか・・・?
コンチネンタルグランプリ5000にどこまで迫るか
最初から言っておきましょう。
パナレーサーRACE A Evo4の比較対象となるのは、言わずもがなコンチネンタルグランプリ5000です。
2019年9月現在、私が過去最強・究極のオールラウンドタイヤだと感じている1本です。
このパナレーサーRACE A Evo4、私が購入したときの価格は1本5,200円と、実はコンチネンタルグランプリ5000の通販価格よりも高価です。(2019年9月時点でグランプリ5000は5,000円以下で手に入る)
いやこれでコンチネンタルグランプリ5000の半額くらいだったら比較対象にならないかもしれませんが、価格帯も同じくらいで、お互いブランドを代表するオールラウンドタイヤです。
これは比べずにはいられないでしょう。
やや結果は見えているような気もしますが、客観的かつ新鮮な目でパナレーサーRACE A Evo4を使っていこうと思います。
ということで次回、実走インプレをお楽しみに!!
久々のタイヤ交換だ!
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