ロードバイクの安全対策の一環として、以前から着けようと思っていたバックミラーを取り付けました。
購入したのはキャットアイの最も一般的なバックミラー「BM-45」です。
果たしてその取り付け後の姿とは・・・・。ダサい?それともおすすめ?
キャットアイBM-45の基本仕様
このキャットアイBM-45はドロップハンドルのバーエンド部分に取り付けるタイプのバックミラーです。
- ドロップ/フラットバーどちらも使用可能
- 直径45mmの小型サイズ
- ガラスレンズ採用で高透過率を実現
- 内径15~25.4mm以内のバーに取付可能
- 重量:35g
ちなみにBM-45のBMとは「バックミラー」、45は鏡の直径の事です。そのまんまやん。
ハンドルのエンドキャップを取り外し、そこにBM-45をスッポリと入れます。六角ネジを締めていくだけでしっかりと固定。この部分の固定力は問題なさそう。
取り付け方自体はすごく簡単です。
全体的な見た目はこんな感じ。
うーん、まぁ、付けたほうがダサくなるのはどうしても仕方がない・・・。
いや、ダサくない。きっとダサくないんだコレ。
ミラーの調整と後方確認について
ミラー部分の角度は付け根部分のボールジョイントで前後左右に無段階で調整が可能です。
調整後、自分の目線で見るとこんな感じに移ります。
1mmずれるだけで見える角度がだいぶ変わるので、結構微調整が必要です。感覚的には少し内側に傾けて、ちょっとだけ自分の脚が見えるくらいでOK。
視野はまぁこんなもんです。
あくまでも補助的に
もともとこのバックミラーを購入した目的は2つあります。
- ①後方からくるロードバイクの確認
- ②後方からくる車の確認
実はどちらかというと①の役割が大きいのです。
実際にサイクリングロードを走っていると、いつの間にか後ろに付かれている、なんてことがよくあります。
たまたま後ろを見たら誰かいた!なんて状況を回避し、後ろにいることに「気付きやすく」するのがミラーの目的です。
毎回毎回後ろ向くのも何か嫌だしね。
②の後方車の確認ですが、これはあくまでも補助的な役割として考えた方がよいです。路肩に止めてある車をちょっと避ける場合とか、少し細い道に入る場合の後方確認とか。
明らかに路側帯の右側にはみ出る場合や、右折する場合などはこのミラーだけに頼らず、絶対に目視した方がいいです。
ミラーの視野角はそこまで広くなく、特に真横あたりに車がいる場合はミラーに映らない場合が多いので、後方目視せずにミラーに頼り切りで右折すると多分事故ります。あくまでも補助機能として使いましょう。
補助的であっても視線移動だけでこまめに後ろの様子を把握できるのはやはり便利です。
後方を【詳しく確認する】ために使うのではなく、あくまでも後方を【ぼんやりと察する】ために使いましょう。それで異変を感じたり注意が必要な状況になったら、あらためて目視確認するような使い方です。。
あと、あまりにもミラーを見すぎると逆に前方不注意になって余計に危ないので、これも要注意です。(笑)
ミラー取り付けてすぐは逆にそれが怖かった・・・。
キャットアイBM-45のメリット
私が感じたキャットアイBM-45の良い所
取り付け角度の調整が効きやすい
M-45は後方に対して1cmほどの接合部分が水平ではなく斜めに伸びていること。ボールジョイントの接続位置が中心ではなく少しずれているのです。
このおかげでミラーを少しひねるだけで、外側に向けて付けるか内側に向けて付けるかの微調整が可能になっているのです。
ハンドルのタイプによってはエンドに向かって外側に広がっているような形状もあるので、その場合は内側に回すと邪魔になりません。
意外と見える鏡
慣れると意外とちゃんと見えます。
写真で撮るとちょっとピントが合わずボケているように見えますが、慣れると車のナンバーやドライバーの顔まで走行中に見えるようになります。
ただ前述したように、あくまでも補助的な立ち位置で使いましょう。
キャットアイBM-45のデメリット
やはりダサい・・・?
見た目は・・・どうしてもスマートさに欠けるかな・・・。
でもバックミラーの中では良い方だと思います。これ以上デカいとさすがにロードバイクのスポーティーさを損なってしまうので、この大きさが限界。
角度がズレやすい
何か物にあたったり、激しくダンシングして膝などにミラーが当たると、すぐに角度がずれます。ボールジョイントの特性なのですが、角度が調整しやすいぶん、何かに当たるとズレてしまう場合が多いです。
一番多いパターンは、ちょっとした休憩でも気を使わないで壁やポールにハンドル部分を寄りかけようものなら、すぐに角度がズレてしまうパターン。。。 うーん、これも慣れかなぁ。
レースなどでは使えない
これはデメリットというか、ほとんどのレースでは着用禁止だと思います。特にクリテリウムとか、接戦系のやつは。まぁ、レースでは普通に危ないし。付けないし。
キャットアイBM-45まとめ
最大のポイントは「あくまでも補助的な役割」であるということ。右折時や斜線移動時にはちゃんと目視確認を行い、ハンドサインを出したりしましょう。ただ、補助的であっても視線移動だけでこまめに後ろの様子を把握できるのはやはり便利。
慣れるまでしばらく時間はかかるかと思うので、もし買った人は最低1ヵ月くらいは使ってみてください。
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