コチラの記事で私が購入したカンパニョーロBora Ultra 50クリンチャーの実走インプレを行いましたが、それからさらに500kmほど実走したので、その使用感を追加レポートしていきます。
今回は特にCULTベアリングは効果があるのか?という話。
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Bora Ultraが「本番」になる時
相変わらずBora Ultra50の性能は素晴らしいのですが、数百キロ走ってみてより一層「なじみ」が出てきました。
どのホイールもそうかもしれませんが、新品おろしたてのホイールより少し走った後の方が、身体にもホイールにもなじみが出てきて、走りやすくなります。
特に、今回は、装着したての時では感じることのできなかった、CULTベアリングの効果(であろう)にしばし感激しています。
ホイールメンテの大御所「のむラボ」様の記事にも書かれているように、カンパのハブ回転性能は新品のときが最高、ではありません。
ボールレースにボールベアリングのすじが一周きれいに付いてからが本番です。(引用元)
どうやら、ようやく私のBora Ultra 50にも「本番」がやってきたようです。
変ったのは回転音と惰性回転
200kmくらい走ったあたりから、明らかに回転時の音が変化しました。
CULTベアリング特有の「ゴーーッ」という独特な音です。
コチラの記事にも書いたように、CULTベアリングのセラミックボールと専用のボールレースのお陰で、ボールとレースの摩耗を減らすため、グリスが不要となります。CULTベアリング内にグリスを差し込むのは基本的にNGなので、USBや他の鉄球ベアリングとはまた違ったこのような爆音が発生します。
そして、この音の変化はベアリング内のボールレースになじみが出てきた合図でもあるようです。
新品を実走した時とは明らかに回転に差があります。
特に空回りした時や、ペダリングせずに惰性で回転させた時にその差を感じることができました。明らかに進むようになった。
新品を実走した時には感じることのできなかった差を感じます。
Bora Ultraの実走感に私の身体が慣れてしまったとう面もあるかもしれませんが、これは、おそらく・・・
おそらく、CULTベアリングが効果を発揮してきたのだ!(そう信じたい)
厳密に言えば、ベアリング以外は同じ仕様であるBora Oneを同じ距離だけ走ってみて、同じ車体に取り付けてみなければ断言はできませんが・・・ まぁそれでも個体差もありますし・・・。
のむラボさんによると、カンパのハブはボールレースにベアリングの筋が一周きれいに付いてからが本来の性能を発揮できる時だそうです。(ただしボールレースが虫食いしている場合は別)
それまでは若干のチリチリ感や「CULTなのに重いぞ?」という感覚に見舞われるそう。
ベアリングの分解していませんが、玉当たりは適切でホイールの振れはとっているので、これから先がBora Ultraの真価を発揮する時なのです。(多分)
とにかく数百キロ走ってからが本番
新品を実走した時に「CULTの効果は分かりません」と書きましたが、現在は「おそらくCULTベアリング性能・効果の恩恵はある」という評価に変わりつつあります。
まぁそのためのBora Ultraだし・・・。
CULTベアリングにおいては、セラミックボールを使用した事と、ボールレースの表面硬度を最適化した事、そしてセラミックベアリングだからできる潤滑(グリス)抵抗の軽減が効果が、数百キロ走った所で真価を発揮しているのだろうと思います。
少なくとも、カンパホイールの真価は
「新品時ではなく、適切な調整後、数百キロ走った後に真価を発揮する!(特に惰性回転)」
という事は事実であると実感することができました。
個人的な結論
やっぱCULTベアリングのBora Ultra 50選んでよかった!!
しばらくはBora Ultra 50で走り込みます。
Bora Ultra 50の格安購入は?
Wiggleで購入したい場合は、入荷通知メールを設定しておくとよいでしょう。メールが来たらすぐ購入することができれば間に合います。
その他、CRCやサイクリングエクスプレスでも購入は可能ですが、少し高いか、 在庫切れの場合が多いですね・・・。セール時だと22万円台の価格で購入できる場合もあるので、都度チェックが必要ですね。あとはProBikeKitとかもWiggle並みに安いかな!!
国内代理店やAmazonでももちろん購入可能ですが、確実に価格は30万円越えるので、高いですね・・・。信頼できる海外通販から個人輸入するのが一番お得だと思います。
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