シマノ デュラエース WH9000 C24のインプレまとめ

シマノホイールの定番、デュラエースWH9000シリーズC24(クリンチャー)のインプレをまとめました。
デュラエースWH9000と言えば、リムの高さによって主に3種類に分かれます。

  • WH9000 C24
    リムハイト:前21mm 後23mm
    カタログ重量:前578g 後809g (合計1387g)
  • WH9000 C35
    リムハイト:前35mm 後35mm
    カタログ重量:前662g 後826g (合計1488g)
  • WH9000 C50
    リムハイト:前50mm 後50mm
    カタログ重量:前752g 後920 (合計1672g)
スポンサーリンク

今回のレビューまとめ対象は最もリムハイトの短いC24です。リムハイトが短い故に他のホイールより軽量であり、ヒルクライム等の軽さを重視されるレースでの使用に定評があります。 基本的にどの通販サイトのレビューを見ても高評価の感想しか見当たりません。

価格帯的にも性能的にも相変わらず人気のホイールです。カンパニョーロのような独特なデザインはありませんが、やはり安定の国産ホイールです。

こちらの初めてのホールカスタマイズ記事にも記載しているように、10万円前後のホイールとしては3大巨頭の一つに入るかと思います。その中では最も軽量なホイールです。
(あとはカンパニョーロ シャマルウルトラフルクラム レーシングゼロです。)

今回は有名所の通販サイトであるAmazonとWiggleからインプレ・レビューを引用させて頂き、まとめて見てみましょう。

AmazonでのデュラエースWH9000 C24レビュー

次はAmazonでのレビュー・インプレ Amazonでの購入者は次のような感想を抱いているようです。

投稿者:ぶんぶん様
評価:★★★★☆

「軽い、しなやか、超地味」
先ず気が付くのはその軽さ。こぎ始めは確かに軽く楽ですが、巡航ではホイールが軽い分、ペダルを回す必要があります。
ホイールを空転させるとフルクラムのレーシング1に比べ回転はやや渋く、ラチェット音は静かです。スポークがスチールのためか路面からの突き上げをしなやかに吸収し、乗り心地はマイルドなため、ロングライドにも向いていると思います。
見た目はフルクラムレーシング1ブラック・ホワイトよりも地味で、カーボンラミネート部分の作りは取って付けたようで安っぽく見えます。

投稿者:mamekichi3様
評価:★★★★★

「ラチェット音が静か」
最初のホイール交換としては上出来すぎるほどでした。ラチェット音も静かで、一段低いギアで走っているような軽さが体感できます。

Amazonの引用元ページはコチラ

WiggleでのデュラエースWH9000 C24インプレ・レビュー

次にWiggleでのデュラエースWH9000 C24 インプレ・レビュー
格安で有名な海外通販サイトのWiggleですが、デュラエースWH9000 C24のレビューコメントが現時点(2015年10月現在)で多言語含めて230件以上存在します。。。
これだけのレビュー数があって、平均評価が4.7という高評価。
全てのレビューは載せられないので、参考になりそうなレビューをピックアップします。

投稿者:SSEVOULDI2様
評価:★★★★★

フルクラム・レーシング5からの交換です。
バイクはキャノンデール・スーパーシックスエボ(ノーマル)
まず、走り出しから軽さを実感。
一枚軽い・・・とまではいきませんが、確実に足への負担は軽減。低速域では当然のこと、中~高速域でも反応の速さがすばらしいです。よほどの高速巡航でなければ、C35よりもこちらの方が万人に おすすめできます。
とくにヒルクライムでは絶大な効果を発揮します。

もちろん、カーボンホイールには敵わないところもありますが、アルミゆえの気楽さというのもまたあるわけで。 普段使いから決戦用まで、幅広いレンジで活躍してくれる良ホイールです。

投稿者:awaawa様
評価:★★★★★

WH-6700からの履き替えです。
ヒルクラ用にと選びましたが、平地でも思いの外いいです。

<加速>
赤信号で止まる場合、以前は加速時のことを考えフロントをインナーに変速して停車してましたが、C24だとアウターのままでもスムーズに加速できるようになりました。
ギア数枚分の差を感じます。

<乗り味>
WH-6700と特に変わりなく、マイルドなのでは。

<巡航>
軽いせいか、若干「常に踏んでないと進まない」感はあるようにも感じますが、ペダリング自体が軽くなったのか苦にはなりません。
ハブがよく回ってくれてるというのもあるのでは?

<剛性>
WH-6700より若干高いかな。
ダンシングした時の反応が良いのでそう感じます。

<クライム>
やはり登りやすくなりました。
ギア1枚分の違いは確実にありますし、剛性がアップしたからか反応が良く、ダンシングで気持よく登れます。

<コストパフォーマンス>
同じDura AceのC35 CLと比べてだいぶお手軽ですし、他社製品と比べたらなおさらです。

<見た目>
派手さはまったくといっていいほどないです。
でもロゴがステッカーではないのと、カーボンラミネートの光沢感は悪くないです。

<総評>
ヒルクラでは十分武器となり得るし、加速性も良いのでストップアンドゴーの多い市街地でも非常に使いやすいホイールかと思います。
リム高がない分横風の影響が少ないし、ペダリングも軽いので向かい風でも苦にならないので、ロングライドにも十分向いてるのではないかと。
地味だけど。

投稿者:tamacyann様
評価:★★★★★

Colnago CX-1に最初に付いていたShimano RS30 クリンチャーホイールからの交換です。C24はRS30に比べて500g程度軽いのはカタログから分かっていましたが、実際にC24を手に取ってみるとその軽さに驚かされます。

・良い点
① 走行性
平地での30km/hまでの加速が楽になりました。また、登坂路では、ギヤ枚数で2~3枚程度違って感じられます。登坂で、足が疲れ、ギヤをダウンしようとレバー操作しても切り替わらず、よく見ると、最終段であった時の絶望感はこれで少なくなりそうです。
②安定性
重心が上に上がったため、横風の影響は減少しました。

・悪い点
①走行性
ホイールの回転モーメントが減少したことが影響しているのか、滑走距離が若干短くなった気がします。
②安定性
路面の影響によるハンドルの左右方向のモーメントは、RS30より強く感じられるようになりました。

・その他
① 他の方も言われているように、重量はカタログ値より若干(私の場合 60g)重く、日本のトップメーカであるシマノの姿勢が疑われます。
② Wiggleの価格設定の変動が激しく、私が購入した時は71,393円(6/14)でしたが、今は85,010円(6/23)です。安いと思ったら、直ぐに購入することをお勧めします。(ただ、時には、あくる日に価格が下がって損をした気になることもありますが)
また、支払いは円ではなく、ポンドの方がお得です。今回、JCBでポンドで支払ったのですが、請求金額は日本円で67,852円でしたので、円で支払う場合に比べて3.5千円得しました。

Wiggleの引用元はコチラ

デュラエースWH9000C24の評価まとめ

さて、いかがでしたでしょう。
改めて見ると、デュラエース9000 C24への期待値が高まります。
ただ、同じ10万円代であればフルクラムレーシングゼロと迷い処です。レーシングゼロは次世代ホイールであるレーシングゼロナイトが発売されたことにより、無印のレーシングゼロが大幅に値下げされ、一気に手に入りやすいホイールとなりました。
剛性、回転、コスパといった面ではレーシングゼロに軍配が上がるかもしれません。
デュラエース9000 C24の利点はやはり超軽量であることなので、ヒルクライムではデュラエースの出番といったところでしょう。

最後にシマノ デュラエースWH9000 C24の基本性能をまとめておきます。重量やリムハイト等も気になるところでしょう。

  • リムハイト: フロント21mm リア23mm
  • 重量:前578g 後809g (合計1387g)
  • リム素材:アルミ・カーボンラミネート
  • スポーク数: フロント 16, リア 20
スポンサーリンク

格安での購入は・・・

今回対象として挙げたのはAmazonとWiggleですが、果たしてどちらがデュラエースWH9000 C24を安く購入することができるのでしょうか。

マノは国産メーカーなので、基本的には海外通販サイトを経由せずにAmazonや楽天などの国内通販サイトで購入した方が安く手に入りますが、正直あまり価格差がありません。

Wiggleでの価格はコチラ
Amazonでの価格帯はコチラ

配送の速さを考えるとAmazonに軍配が上がりそうですが、セール時期やクーポンの使用によってはWiggleの方がかなり安くなる場合もあります。
ホイールの価格は時期によってどちらも大きく変動するので、都度チェックが必要でしょう。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

タイトルとURLをコピーしました