出典:https://reynoldscycling.com
高いカーボンリム技術で評価されている人気のホイール「レイノルズ」のカーボンホイールが2017年6月に次年度モデルとしてモデルチェンジ発表されました。
どちらかというとマイナーチェンジですが、対象となるのは次の3シリーズ。
- レイノルズ ATTACK(リムハイト29mm)
- レイノルズ ASSAULT(リムハイト41mm)
- レイノルズ STRIKE(リムハイト62mm)
それぞれリムブレーキモデルとディスクブレーキモデルがラインナップされるので、計6モデルでのモデルチェンジとなります。
主に変わった点としてはブレーキトラックの改善、ハブデザイン、ホイールグラフィックデザインの変更です。ちょっと詳しく見ていきましょう。
導入テクノロジー
まずはメーカーから出ている新たにこの3シリーズに導入された仕組みを見てみましょう。
PR3
リムには「PR3(パフォーマンスリム3)」と呼ばれるテクノロジーを採用しています。 リム成型時に大きく3つのパーツに分け、それぞれに最適なカーボン素材やレイアップを割り当てる構造です。これによりスポークの引っ張り強度や剛性、重量のバランスを最適化したリムを作り出しているそうです。
ちなみにもう1グレード高いRZRやAREOシリーズには「CR6(コンペティションリム6)」というシステムが用いられています。これは更に細かく6つのリム構成パーツに分かれているそうです。(今回のリニューアルは対象外)
SLG
以前はハイエンドのRZR46に採用されていた「SLG(スワール・リップ・ジェネレーター)」というテクノロジーが今回このシリーズにも適用されることになりました。
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これはスポークへッド近くに深さ0.9mmの溝を作ることで、スポーク周りで絡まっていた気流を切るように後ろへスムーズに流し、効果的に気流抵抗を抑える役割があるそう。
クライオブルー
リムブレーキモデルには特製樹脂によりブレーキング時の熱を放散する「CTgブレーキテクノロジー」も継続導入され、同社の「クライオ・ブルー」ブレーキパッドを使用することで摩擦熱を38℃下げることが出来るらしい。
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と、まぁこの辺は新製品発表時に「よくある」ふれこみです。
○○が○%向上!
といった解説は、実際に試してみないことには何とも言えないし、実感できるかどうかはまた別ですねぇ。。。
それよりも私が個人的に気になるのはホイールのデザイン変更です。
無主張ホイールデザインが主流?
機能的な面はさておき、今回のレイノルズ2018年モデルリニューアルで一番目立つのは、何といってもホイールのグラフィックデザインの変更です。
おそらく、数メートル離れると何のホイールか分からない程控えめでダークなデザインになっています。
↓レイノルズ ATTACK(リムハイト29mm)↓
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レイノルズ ASSAULT(リムハイト41mm)
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↓レイノルズ STRIKE(リムハイト62mm)↓
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ちなみに、前身2017年モデルのデザインはコチラ↓
出典:https://reynoldscycling.com
ここ最近のホイールデザインの主流なのか、レイノルズに限らず「ロゴを目立たせない」「マットなブラック」「落ち着いたデザイン」のホイールデザインが多いですね。 9100系デュラエースのホイールもそうでしたが、時代のニーズなのでしょう。
個人的にはもっと目立つデザインでもいいと思うんだけどなぁ・・・。
もっと「このホイールに乗ってるぜ!」感が欲しい(笑)
BoraシリーズのホワイトレッドやFast Fowardのデカールデザインくらい派手で主張が強くても良い。
まぁこれは完全に好みの問題ですが。
別デザインパターンも出してくれないかなぁ。
ちなみに、ハブも若干デザイン変更されています。フランジの形状が少しスタイリッシュになり、ラチェットの掛かりが速く耐久性が向上しているそうです。(本当か?)
リム幅は外径25mmと標準的なワイドリム対応幅です。
買ってみるもよし
レイノルズのアサルトは、私も昨年ホイールを新調する際に検討したホイールの一つです。
結果的にBora Ultraにしましたが。
(こんくらいのホイール主張は欲しい(笑)
今回のリニューアルにより、若干の性能向上は(理論上)あるものの、メーカー的にはマイナーチェンジ扱いのようです。2017年、2016年モデルと大幅に性能差があるかと聞かれれば、「めっちゃ違う」とは答えにくいかもしれません。
あとはデザインの好みもありますので・・・。
今回のモデルチェンジが発表されたことで、これまでの2017年モデルはどんどん安くなっていくと思うので、レイノルズ2017年モデルのデザインが好きだ!という方はこれからが買いかもしれませんね。
レイノルズ2018年モデルの各仕様は下記の通り。リムブレーキとディスクブレーキ、両モデルあります。
レイノルズ ATTACK / ATTACKディスクブレーキ
リム形式:チューブレスレディ、クリンチャー
素材:カーボン
重量:1365g(リムブレーキ)、1480g(ディスクブレーキ)
リム幅:25mm(外側)、17mm(内側)
リムハイト:29mm
スポーク:サピムCXスプリント
スポーク数:前20/後24(リムブレーキ)、前24/後24(ディスクブレーキ)
対応:シマノ、スラム
価格:リムブレーキ 179,000円(税抜) ディスクブレーキ 199,000円(税抜)
レイノルズ ASSAULT / ASSAULT ディスクブレーキ
リム形式:チューブレスレディ、クリンチャー
素材:カーボン
重量:1515g(リムブレーキ)、1590g(ディスクブレーキ)
リム幅:25mm(外側)、17mm(内側)
リムハイト:41mm
スポーク:サピムCXスプリント
スポーク数:前20/後24(リムブレーキ)、前24/後24(ディスクブレーキ)
対応:シマノ、スラム
価格:リムブレーキ 179,000円(税抜) ディスクブレーキ 199,000円(税抜)
レイノルズ STRIKE / STRIKE ディスクブレーキ
リム形式:チューブレスレディ、クリンチャー
素材:カーボン
重量:1635g(リムブレーキ)、1710g(ディスクブレーキ)
リム幅:25mm(外側)、17mm(内側)
リムハイト:62mm
スポーク:サピムCXスプリント
スポーク数:前20/後24(リムブレーキ)、前24/後24(ディスクブレーキ)
対応:シマノ、スラム
価格:リムブレーキ 179,000円(税抜) ディスクブレーキ 199,000円(税抜)
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