ロードバイクのローラートレーニングを始める人の9割はミノウラMag Ride B60-Rなどのタイヤドライブ式のローラーを買うかと思います。その際、ローラーと同時に揃えないといけないのはトレーニング用のタイヤです。
ローラーの負荷・摩耗は舗装道を走るのと比べてとんでもない負荷がかかるため、通常のタイヤですと恐ろしい早さで摩耗が進みます。ミシュラン Powerやヴィットリアコルサなど、普段使いをしているタイヤを履いてローラートレーニングをするのはちょっとありえないですね。。。
そんなときに役に立つのがローラートレーニング向けのタイヤです。
固くて摩耗耐性の高い、いわゆるローラー台専用タイヤがあります。
ローラー用タイヤの特徴
→とにかく「削れる」事に対して耐性をUPさせたタイヤ。・グリップ力なし
→ローラーで回すことに特化したタイヤなので、コーナーなどでのグリップ力は考慮されていない。
・騒音防止効果がある
→タイヤが肉厚なのも寄与してか、ローラーの騒音を若干減らすことができる。
・タイヤ自体は重い
→重量はかなり増します。これはメリットにもなるのですが、トレーニング時の負荷が増えます。
なお、完全にトレーニング用として作られているため、逆にこのタイヤを履いて外を走ることはできません。グリップ力が弱すぎて、コーナーとか危険。あと外を走るには重すぎ。
ローラー用タイヤのラインナップ
それではこれらの特徴を踏まえた上でローラートレーニング用のタイヤラインナップを見ていきましょう。
ヴィットリア ZAFFIRO PRO HOME TRAINER
私もよく使うタイヤメーカー「ヴィットリア」が出すトレーニング用タイヤ。恐らくトレーニングタイヤとしては最軽量の部類。あと価格も安い。
コンチネンタル ホームトレーナー
このコンチネンタルホームトレーナーは、特にグリップ力を極端に低くすることにより騒音を軽減しています。 外では到底使用できないレベルのグリップ力の低さです。
シュワルベ インサイダー
騒音対策と漕ぎカス対策に定評のあるトレーニング用タイヤ「シュワルベ インサイダー」。
おすすめはシュワルベ インサイダー
ここでは代表的なヴィットリア、コンチネンタル、シュワルベの3つを出しましたが、その中でも個人的に最もおすすめできるのは「シュワルベ インサイダー」です。
ポイントとしては「耐久性」「静音性」と「カスの出にくさ」。
耐久性
最も重要な要素でもある耐久性。最低でも1年くらいはもってほしいものです。耐久性に関しては
1位:シュワルベ インサイダー
2位:ヴィットリア ホームトレーナー
3位:コンチネンタルホームトレーナー
静音性
Amazonのレビューなどを見る限り、静音性に関しては
1位:コンチネンタルホームトレーナー
2位:シュワルベ インサイダー
3位:ヴィットリア ホームトレーナー
カスの出にくさ
室内トレーニングを行うにあたり、タイヤカスの出にくさはかなり重要です。意外とローラーやってるとカスが床に落ちるんです。ヘタするとスプロケやブレーキ部分、サドルの裏側までタイヤカスが飛び散ります。このカスの出にくさは圧倒的にシュワルベが秀でている印象です。
1位:シュワルベ インサイダー
2位:ヴィットリア ホームトレーナー
3位:コンチネンタルホームトレーナー
ということで、これら3点を加味すると、シュワルベインサイダーがローラー用タイヤとして最もおすすめという結論に至りました。
3つともトレーニング用タイヤということで、価格帯は低めです。コンチネンタルだけちょっと高いですが・・・。その点シュワルベ インサイダーはコスパもちょうどよいタイヤかと思います。
どれもAmazonや楽天で手に入るので、チェックしてみて下さい!
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